
2016年夏の甲子園への出場する権利を掴み取るために全国で熱戦が繰り広げられています。
そして、ついに2016年夏の甲子園への切符を全国で最初に掴み取った高校が決まりました。
それは沖縄県を制覇し、沖縄代表の肩書を手に入れた嘉手納高校です。
今回は全国一番乗りで甲子園の切符を手にした嘉手納高校のメンバーの甲子園までの道のりや、注目選手と様々な部分に注目していきます。
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2016年甲子園大会の沖縄代表!嘉手納高校ってどんな高校?

今年の夏の沖縄代表の座を勝ち取った嘉手納高校ですが、1984年に沖縄県中頭郡嘉手納町に設立された共学の県立校です。
2015年より、普通科が廃止され総合学科のみの学校になりました。
特進コースや芸術系のコースやスポーツ系のコースなど、多方面に優秀な人材の確保に向けた運営されています。
2010年に春の選抜大会に出場した経験がありますが、夏の大会で沖縄代表の座を勝ち取るのは今回が初めてです。
2016年夏の甲子園沖縄代表嘉手納高校!どんなメンバーがいるの?出身中学は?
まずは、こちらに一覧で出身中学をまとめてみました。
選手名 | 守備位置 | 学年 | 出身地 | クラブ | 出身地 |
---|---|---|---|---|---|
仲地 玖礼 | 投手 | 3年 | 読谷村立古堅中 | 北谷ボーイズ | 沖縄 |
知花 拓哉 | 捕手 | 3年 | 読谷村立読谷中 | 沖縄 | |
大石 哲汰 | 内野手 | 3年 | うるま市立具志川東中 | うるま東ボーイズ | 沖縄 |
新垣 和哉 | 内野手 | 2年 | 5-4 | 5-5 | 沖縄 |
比嘉 花道 | 内野手 | 2年 | 読谷村立読谷中 | 沖縄 | |
古謝 巧真 | 内野手 | 3年 | 嘉手納町立嘉手納中 | 沖縄 | |
大城 堅斗 | 外野手 | 3年 | 読谷村立読谷中 | 沖縄 | |
幸地 諒承 | 外野手 | 3年 | 嘉手納町立嘉手納中 | 沖縄 | |
仲井間光亮 | 外野手 | 3年 | 沖縄市立宮里中 | 美原ドラゴンズ | 沖縄 |
村濱 達成 | 控え | 2年 | 読谷村立読谷中 | 読谷ボーイズ | 沖縄 |
渡慶次 央 | 控え | 3年 | 読谷村立古堅中 | 沖縄 | |
玉城 七星 | 控え | 2年 | 読谷村立読谷中 | 沖縄 | |
伊佐 崇希 | 控え | 3年 | 宜野湾市立真志喜中 | 沖縄 | |
又吉 李樹 | 控え | 1年 | 読谷村立読谷中 | 読谷ボーイズ | 沖縄 |
松田 幸太 | 控え | 3年 | 読谷村立読谷中 | 沖縄 | |
新垣 見頼 | 控え | 2年 | 嘉手納町立嘉手納中 | 沖縄 | |
小禄 大智 | 控え | 3年 | 嘉手納町立嘉手納中 | 嘉手納育成会 | 沖縄 |
波平 航洋 | 控え | 3年 | 読谷村立読谷中 | 沖縄 | |
島袋 泰志 | 控え | 3年 | 読谷村立読谷中 | 沖縄 | |
比嘉 大介 | 控え | 3年 | 読谷村立読谷中 | 沖縄 |
今大会の沖縄代表になった嘉手納高校ですが、メンバー全員が沖縄県出身のチームです。
多くの選手が地元の読谷村の出身であり、出身中学もほとんどが読谷村立読谷中学校や読谷村立古堅中学校の出身なので純地元のチームと言ってもいいくらいです。
そして、今回のチームは二年前の秋に開催された一年生大会で沖縄県の頂点に立った経験を持っています。
その世代が最後の夏に再び沖縄県を制し、見事に甲子園への切符を手にしたのです。
高い結果を残した世代が甲子園へ乗り込む姿は現在千葉ロッテで活躍する大嶺祐太投手と共にボーイズリーグの世界三位まで駆け上がったチームが2006年夏の甲子園で旋風を巻き起こした八重山商高を彷彿させます。
夏の甲子園に初出場!嘉手納高校が沖縄代表になるまでの戦績は?
夏の甲子園に初出場を果たした嘉手納高校ですが、混戦が予想された夏の沖縄県大会を制覇するまでの道のりは平坦なものではありませんでした。
一回戦、二回戦こそ大差で勝利を納めましたが、三回戦では強豪、興南高校とぶつかり9回表を1点ビハインドで迎える苦しい展開でしたが、相手投手のエラーで生まれたチャンスを見事ものにして逆転勝利を納めました。
しかし、この次の試合の準々決勝にも大きな壁が立ちはだかっていました。対戦相手は名将伊志嶺監督が退任を表明していた強豪八重山商高でした。
この試合も激しい接戦となりましたが、2-1で見事に接戦をモノにしました。勢いに乗った嘉手納高校は勢いそのままに沖縄県大会を制しました。
沖縄県大会を制するまでに6試合を戦いましたが、三回戦、準々決勝と連続して苦しい戦いになりましたが、見事に強豪校を倒し沖縄代表の座まで上り詰めたのです。
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2016年沖縄代表の嘉手納高校!注目選手は?
数多の厳しい接戦を勝ち抜き甲子園に乗り込む嘉手納高校ですが、この快進撃を支えた注目選手を紹介したいと思います。
まずは、エースの仲地玖礼投手です。

実は中学時代は沖縄の北谷ボーイズに所属しており、全国大会に出場した経験もあります。
綺麗な投球フォームから最速137km/hのストレートを投げ込む本格派投手です。2年生の夏からチームのエースを務めるなど経験も豊富な投手であり、今大会も接戦の場面でも物怖じすることなく立ち向かった強靭なメンタルが魅力の好投手です。
そして、野手の注目株は三番打者でありチームの主将の大石哲汰選手です。

身長は170cmですが、体重はなんと95kgもあります。
ニックネームを付けるとすれば「琉球のおかわり君」とでも呼ぶべきでしょうか?大きな身体に恥じることない豪快な打撃と、チームの主将を務めるほどにチームを集める存在です。まさにチームの柱と呼べる選手です。
投打の柱を紹介しましたが、このチームは一年生の時点で沖縄県を制するほどの力を持ったチームです。まだまだ甲子園の舞台で躍動を見せる選手が出てくるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は沖縄県代表の栄冠を勝ち取った嘉手納高校に注目をしてみました。
一年生大会を制した世代が、最後の夏に再び沖縄県の代表にまで登りつめて甲子園へ初出場を果たしました。
最後の夏までに何度も悔しい想いをしてきたと思いますが、最後の夏に最高の結果を残すことができましたね。
沖縄県の代表は何かと甲子園の舞台でドラマを巻き起こします。
甲子園への切符を一番乗りで掴んだ嘉手納高校の戦いに今後も要注目です。
それでは最後までご覧頂き、ありがとうございました♪
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