夏の甲子園大会出場校決める、第98回全国高校野球選手権埼玉大会が7月9日から開幕し、4校連合の1チームを加え、158チームにより甲子園への切符を争います。
優勝候補は、秋・春の県大会で優勝した浦和学院が最有力と言えそうですが、その浦和学院に秋・春の県大会で敗れ準優勝の花咲徳栄が雪辱に燃えています。
優勝候補はやはりこの2校ということになるのでしょうか?
また、
埼玉大会の注目選手は甲子園大会でマウンドに上がった、花咲徳栄の高橋昂也投手が注目選手筆頭と言えそうですが、その他の注目選手などはどうでしょうか?
今回は高校野球2016夏!埼玉大会の優勝候補や注目選手についてお届けします!
高校野球埼玉2016夏 優勝候補はこの4校?

第98回全国高校野球選手権埼玉大会は結論から言うと、やはり2強と言えそうです。
秋・春の県大会で優勝した浦和学院が最有力で、埼玉県内で公式戦では負けなしですし、エース榊原翼投手を中心に最少失点に抑え、”打ち勝つ!”という伝統的な打撃のチームスタイルは今年も健在です。
しかし、
問題は、夏の酷暑の試合が続くことで、エース榊原投手だけで埼玉大会を乗り切れるか…というところに不安が残り、二番手、三番手のピッチャーがどこまで頑張れるかが優勝できる条件にもなってきそうです。
常勝軍団として、期待も大きい浦和学院だけに、”打ち勝つ野球”を甲子園で見てみたいものです。
その浦和学院に惜敗が続く花咲徳栄ですが、戦力は県内最強との呼び声が高いチームです。
投手陣、打者陣ともに好調の選手が多く、夏の埼玉大会までこのままの調子でいけば間違いなく優勝できる…とういことをよく耳にします。
春の大会で公式戦には登坂しなかった、エース高橋昂也投手が最後の夏、復活した姿で活躍することを期待しましょう。
さらに、
甲子園出場常連校で、秋の県大会で3位になっている春日部共栄は、やはり試合巧者で、勝ち方を知っているチームで、特に競った試合では力を発揮します。
切れ目のない打線は、相手に失投を許さず確実に得点を重ねていきます。今年のチームは投手陣がカギを握っている印象ですが、我慢強く打線の援護を待てば勝機もみえてきそうです。油断せず勝ち上って来て欲しいチームですね!
さらには、
秋ベスト8・春ベスト4とチームとして確実に力をつけている山村学園がこの大会一番のダークホースと言えそうです。順調にベスト4まで勝ち上がれば、浦和学院との対戦で全てをぶつけていくことでしょう。強豪校に対してもひるむことなく、山村旋風を巻き起こしてほしいですね!
その他では、Bシードの上尾、春の県大会ベスト8の西武文理、聖望学園、ノーシードながら新チームになって結果を残している狭山ヶ丘などか優勝候補として名前が上がっていますが、波乱なく進めば、やはり、浦和学院か花咲徳栄…ということになりそうです。
ただ、
やってみなくてはわからないのが高校野球ですからね!
どこの高校も優勝目指して頑張ってほしいですよね!
埼玉大会の注目投手は花咲徳栄・高橋?それ以外には?

一番気になるのは、春の大会で公式戦には登坂しなかった、花咲徳栄のエース高橋昂也投手です。
昨年の甲子園大会でのマウンド経験があり、度胸満点のピッチングをもう一度、真夏の甲子園のマウンドで見せてほしい投手ですね!
その他では誰が注目投手でしょうか?

やはり、浦和学院のエース榊原翼投手ではないでしょうか?
バッターとの駆け引きが上手い投手です。140キロを超えるストレートとカーブなどの変化球をうまく使い、アウトを重ねていきます。大試合の経験も多くピンチになっても我慢強く投げ続けている印象です。球の出し入れがうまく、コースを投げ分けた巧みなピッチングでバッターを抑え込むタイプですね!

さらには、上尾の長身の右腕・阿部玄人投手にも注目です。
本格派のピッチャーで長身から投げ下ろす角度のあるストレートは威力充実です。タイプの違う渡部勝太投手、山下和音投手とともに3人で継投し甲子園の舞台を踏んでほしい選手のひとりです。
関連記事:西東京大会についてはこちら♪
注目打者は誰?埼玉大会ではこの選手に注目せよ!

まずは、花咲徳栄の岡崎大輔選手。
182cmの大型の遊撃手で、走攻守に野球センスの高さを見せ、クリーンナップを任されており、チャンスに強いバッティングが売りです。打撃だけでなく、守備や走塁で、野球センス抜群なプレーを期待します。

続いては、浦和学院の諏訪賢吉選手。
打撃の中心で勝負強いバッティングのアベレージヒッターで、センバツでも活躍した経験豊富なチームの柱でもあります。シャープなバッティングで、甲子園に導くヒットを打ってほしい選手ですね!
その他には、春日部共栄高校の関谷将貴選手、浦和学院の幸喜勇諮選手、梶山直暉捕手、花咲徳栄高校の隈本達也選手など、注目して見てほしい選手がいます。
関連記事:高校野球2016夏の注目選手!神奈川のドラフト候補3名が凄い!
まとめ
2016年の埼玉大会の優勝候補は、浦和学院と花咲徳栄の2強の争い…と見られています。
秋・春の県大会で連覇している浦和学院ですが、花咲徳栄との決勝戦は、秋季大会6-4、春季大会7-6といずれも僅差での決着で、両チームの力の差はほとんどないという状況です。
夏の甲子園大会の出場権を手にするのはどちらなのか?
はたまた、ダークホースの台頭があるのか?
2016夏!埼玉大会に注目です!
関連記事:高校野球2016夏の注目選手!愛知のドラフト候補4名をご紹介!