変化球の投げ方というものには大きく個人差があり、同じカーブ、スライダーという名前の球でも、人によって球速や変化の仕方は大きく異なります。


だからこそ自分に合った変化球を見つけることが最も重要なのですが、何の手がかりも持っていない、特に中学生くらいの選手には、なかなかそこまでたどり着くことは大変です。


また、変化球の中には誤った投げ方をすると肩や肘に大きな負担をかける球種も存在します


そこで今回は、変化球を始めて覚える投手にもオススメしたい覚えやすい球種と、変化球全般についての投げるためのコツを紹介したいと思います。

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かける縫い目を変えるだけ!ツーシームの投げ方&コツ


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一つ目に紹介する球種は、「ツーシーム」という球種です。

これは投げ方が非常に簡単で、普段握っているボールの握り方から縫い目をずらし、二つの縫い目が)(←このようになっている位置(一番二つの縫い目の距離が近づく位置)に指を乗せてそのまま普段の直球を投げるイメージでリリースする、といった球種です。


このツーシームという球種は投手一人一人によって変化が異なりますが、多くの場合ストレートとほぼ同じ速度で打者の手元に来てから小さくシュート方向に曲がり落ちる、と言った変化になるようです。


基本的には打者の芯を外し、ゴロを打たせるための球種ですが、もちろん例外もあり、広島黒田投手の投げるツーシームは打者から空振りをとることもあるほど大きく変化します。


また、人によってはカットボールのように小さくスライドしたり、投げる度に変化の大きさや方向が変わる、という場合もあるようです。


このツーシームを投げる際に重要なのは、けして自分では曲げようとせず、ストレートと同じ腕の振りで強く腕を振ることを意識することです。


ツーシームの最大の強みは、打者がストレートだと思って打ちに来てくれることにあります。そのため、曲げようという意識が働いて腕の振りが変わったり鈍くなったりすると、ほとんど変化しない打者にとっての絶好球になってしまいやすいのです。また、曲げようとして無理に肘を捻ったりすることは故障のリスクも高めます。


メジャーリーグでは、通常の変化しないストレートをフォーシームと呼び、このツーシームと同じカテゴリの「ファストボール」と分類して両者を区別しません。


ツーシームを投げようと思う方は、このメジャーリーグの考え方を参考にして、あくまでストレートの亜種と言うつもりで投げることが切れのいいツーシームを投げることにつながるかもしれません。


握りも変化も球速も十人十色!チェンジアップの投げ方&コツ


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もう一つ紹介するのは、「チェンジアップ」という球種です。


こちらは実はかなりあいまいな呼び方であり、特にアメリカでは「落ちる球」くらいのイメージでチェンジアップという名前が使われているくらいの印象があります。


そのため同じチェンジアップと一口に言っても、球速や変化、握りに至るまで人それぞれ異なってくるのですが、その中で共通するのが、ストレートと同じ腕の振りで投げ、多少下方向に変化する、といったところです。


また、全体的な傾向として、シュート方向へも多少変化することが多いようです。


そうした傾向の中で千差万別様々な握りや変化があるわけなのですが、今回は2つほど代表的なものを紹介します。


まず1つ目が、人差し指と親指でOKマークを作るようにして指を丸め、残りの三本の指でボールを保持するような握りです。


こちらの握りから投げられたチェンジアップは、多くの場合直球と球速差の大きいボールとなり、緩急をつけるために有効な球種になります。


オリックス金子千尋投手のチェンジアップはこの握りから「中指と薬指でストレートを投げるようなイメージで」リリースするとのことで、それによって直球と同じ腕の振り、あまり変わらない軌道から急激に減速するような変化球となり、金子投手の大きな武器とされています。





また、一般的に「サークルチェンジ」と呼ばれる、減速しながらシュート方向に沈んでいく変化球は、こちらの握りから「手首を利かせず、窓を拭くようなイメージで」リリースする、という投げ方が一般的です。


同じ握りでも特質の大きく違うチェンジアップとなるので、自分に合ったリリースの感覚をぜひ掴みましょう。


2つ目に紹介する握りは、中指と薬指の間を大きく開き、その二本の指でボールを挟むようにして保持し、リリース時にここからボールが抜けるようにリリースする、といったものです。


フォークやスプリットと言った球種を、中指と薬指で投げるようなイメージにも近いです。


こちらの握りから投げた場合、ストレートに近い球速から鋭くシュート方向に曲がり落ちるような変化球になることが多いようです。


ちなみに握る際、中指を縫い目にかけて握るかどうかで、シュート方向への変化の具合などが変わってくるということも知られています。


こちらの球種は分類としてはバルカンチェンジと呼ばれる球種で、高速系チェンジアップに分類されます。ストレートに近い球速から、ウイニングショットとして用いられることが多いようです。


こちらも縫い目と指の位置関係によって変化の仕方が大きく変わります。是非試してみて、自分に合ったものを見つけるといいでしょう。


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チェック⇒野球で球速アップの筋トレ法は?球速を上げるトレーニングに必要なのは? 
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変化球の投げ方のコツって?


ここからは個別の変化球の話ではなく、変化球というもの全般についての話になります。


すべての変化球に共通するコツとして、「直球と同じフォームでリリースできるよう心がける」というものがあります。


せっかく威力のあるウイニングショットを持っていても、腕の振りやリリースの違いから球種を察知されてしまえば、打者にとっては見送ったりヒットにしたりするのが容易なボールになってしまいます。


それを避けるために、いかにストレートと同じ腕の振りで変化球を投げられるようになるか、という点は非常に重要になります。


ただ、このことは、口で言うのは簡単ですが、実行するのは非常に困難なことです。練習で出来るようになっても、試合で意識が打者や走者の方に集中すると、腕の振りの緩みなどが出てきてしまうケースも多くあります。


そこで一つ覚えておきたいのが、そもそもほとんどの球種は本来直球と何も変わらない腕の振りから投じられるという意識です


腕の振りに違いが出来てしまう理由は、恐らく変化球を「曲げたい」という意識がそもそもの元凶でしょう。


しかし、考えてみてください。今回紹介したツーシームやチェンジアップという球種はもちろん、フォークやスプリットと言った落ちる球はフォームについて何も変化をつける必要がありませんし、スライダーなどの球種についても、「リリース時の手首の角度や指の力の入れ具合を変えて腕を振るだけ」という指導法が存在します。


つまり、カーブなどの一部の例外球種を除いて、腕の振り自体にストレートと差がつく球種は、本来存在しないのです。


「曲げたい」という意識を持ち腕の振りを変えて何らかの変化球を投げることは、そもそも変化球の投げ方としても誤ったものであるということですね。


このことは多くの投手が分かっているようで、実戦のマウンドやピンチの局面になると忘れてしまうケースが非常に多くあります。そうした場で意識しなくてもできるようになるよう、普段からこのことを肝に銘じて練習に取り組むことが重要でしょう。

まとめ


今回は比較的簡単に投げられるようになり、身体での負担も少ない球種を二種類と、変化球すべてに通じる重要な考え方、コツについて紹介しました。


変化球はたくさんの種類が投げられればいいというものでもないと思うので、まずは、自分の武器となる変化球を一つ取得するところから始めていきましょう!


ぜひ明日の練習から実践してみて、あなたに合った一番のウイニングショットを手に入れてみてくださいね!


以上、変化球の投げ方やコツについてでした!


最後までご覧頂き、ありがとうございます♪

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