2016年の横浜DeNAベイスターズは新たにラミレス監督を迎えてスタートを切りました。
そのラミレス監督が就任当初、エースに指名したのが山口俊投手でした。
山口俊投手は最年少100Sの記録を持つ投手でしたが、2014年シーズン中に先発に配置転換されました。
そして、
2016年は開幕こそ怪我で出遅れましたが8月30日時点で9勝をマークし、リーグトップの5完投(完封3)を記録しています。
まさにエースの名に恥じない活躍を見せていますが、先日国内FA権を取得したこともありオフの去就に注目が集まっています。
一方で「チームのために」という発言も増えていますが、ファンからの野次に悩んだ時期もあったため去就が読みにくいのが山口俊投手です。
今回は投手のFA市場の目玉と言える山口俊投手がFA宣言するのかどうか?
と言った所や結婚したばかりの奥さんや産まれたばかりのお子さんがFAに影響するか?
など、様々な所に迫ってみます。
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DeNAベイスタースのエース山口俊!CS出場で残留!?かつて口にしたメジャーへの想いは!?
山口俊投手は今やDeNAベイスターズのエースと言っても過言ではないと言えます。
2013年と2014年シーズンの前半までは不本意な期間を過ごしましたが、2014年の交流戦中に先発に転向してからは先発投手としても才能が開花しています。
そしてその開花した才能に引っ張られるように2016年のDeNAも好調な戦いを続けています。
FA権を取得後も山口俊投手は「横浜で優勝を目指している。まずはチームに貢献したい」と発言しており、
現時点ではCSへの出場やチームの躍進を支えることしか考えていないという発言をしていました。
チームを躍進させることができて、尚且つ自分自身が満足できるような成績が残せれば残留する可能性は非常に高いと思われます。
しかし、
ここで気になるのは山口俊投手が以前口にしていたメジャーリーグへ挑戦したいという発言です。
現在もその想いは変わらないのでしょうか?この想いが残っていれば、今年取得したのは国内FA権なので1年待って海外FA権を行使する可能性も考えられます。
最近の発言を見る限りでは宣言する可能性は低そうですが、メジャーリーグへの想いが来年以降の去就に影響を与えそうです。
家族の存在は山口俊投手のFAに影響がある?嫁の高木加織さんはどう考える?
2016年に待望の第二子が山口俊投手と高木加織さんの間に誕生しました。
そのタイミングで見事に勝利投手に山口俊投手は輝きました。
第二子が誕生したこともありますが、家族の存在は山口俊投手のFAに影響するでしょうか?
まず、嫁の高木加織さんですが自分自身の旦那が山口俊投手であることは入籍後しばらく公言していませんでした。
その理由は「これから産まれてくる子供と穏やかに暮らしたい。何よりも騒ぎになることで主人の仕事に影響を与えたくなかった」と発言していました。
自分自身のことだけでなく主人の仕事への影響も考えることができる人物のようです。
なので、嫁の高木加織さんに関しては山口俊投手が考える去就に従う可能性が非常に高いです。
恐らく単身赴任ではなく一緒に暮らすことも予想されます。
そして、第二子が誕生したばかりなので山口俊投手としてもすぐに環境を変えるということは避けると思います。
なので、家族が山口俊投手のFAに影響を与える可能性は非常に低いのではないでしょうか。
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山口俊投手ってどんな投手?投手としての武器は?
嫁が元グラビアアイドルの高木加織さんであるということや、FA権を取得したことで話題を集めていますが、山口俊投手の野球選手としての特徴に迫ってみたいと思います。
若いころはクローザーを務めていましたが現在は先発投手です。
まず山口俊投手の大きな武器は最速150km/h後半のストレートと切れ味抜群のフォークです。
この二つに緩いカーブや2016年からはワンシームなども交えるなど、力だけでなく緩急やテクニックも兼ね備えた投手です。
そして山口俊投手のもう一つの特徴は無尽蔵のスタミナです。
9回を投げて130球を投じても自慢の球威は衰えることはありません。
そして長年セットアッパーやクローザーを務めていましたが大きな故障も特に経験しておらず身体が非常に丈夫であることも大きな特徴です。
2015年までは一つの四球から突然崩れたり、味方のエラーに動揺して炎上してしまうこともあり、この抜群のスタミナを活かしきることができませんでした。
しかし、
2016年はメンタル面での動揺が影を潜め、少々のことでは動揺することなく剛速球を投げ込み続けることができています。
高いパフォーマンスを活かしきれなかった山口俊投手の姿はもう以前のものとなり、12球団でも屈指の能力を持つ先発投手にまで成長をして見せました。
山口俊投手がFA権を行使した場合の年俸はどのくらいになると予想される?
抜群のスタミナと圧倒的な球威が武器の山口俊投手ですが、2015年オフに推定年俸8,000万円で契約をしており、チーム内ではBランクに位置付けられています。
このままチームに残留した場合は年俸のアップはほぼ確実だと言えます。
それを考慮すると1億5,000万円前後の金額での争奪戦になると予想できます。
Bランクのため人的保証が発生しますが、まだまだ山口俊投手は若いため注目する球団は多くなると思われます。
さすがに年俸2億円とまではいかないかもしれませんが、現在の倍近い金額が提示される可能性は非常に高いです。
山口俊投手はFAを行使するのか?
2016年オフに山口俊投手がFA権を行使する可能性は非常に低いと予想しています。
あるとすれば地元に近いソフトバンクへ移籍を志すパターンですが、ソフトバンクはベテランから若手まで先発ローテーションが充実しているため本腰を入れて獲得に名乗りを上げる可能性は低いです。
さらに山口俊投手も2016年だけでなくそれ以降のシーズンも活躍を続けるためにメンタリストを雇って2016年に挑み、弱点と言われたメンタル面での弱さも克服しました。
今後もし移籍があるとすればポスティングシステムを利用しての海外への移籍か2017年に取得が予想される海外FA権を行使ししてのメジャーリーグへの挑戦だと思います。
しかし第二子が誕生したばかりなので環境の変化自体を嫌う可能性も十分に考えられます。
本人も国内か海外かで悩んでいると思いますが恐らく2016年オフのFA権行使はないと予想しています。
皆さんはどうお考えでしょうか?
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