今年の高校野球でBIG3と呼ばれるうちの1人である花咲徳栄の高橋昂也(タカハシ コウヤ)投手。
今年の春のセンバツでは、ベスト4入りした秀岳館との初戦で敗退してしましたが、「そこからの成長がすごい!」とスカウトの間でも話題になっています。
ドラフト1位の呼び声高い花咲徳栄の高橋昂也投手を今回は紹介していきたいと思います。
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高橋昂也投手は地方大会での成績がすごすぎる!?

春からの成長がすごいと話題になっているのは、この夏の埼玉大会での成績がすごすぎるというのが大きな理由です。
6試合で37イニングを投げ、なんと失点は0。
奪三振数52に対して、与えた四死球はわずか2。
ここまで高い奪三振率を誇りながら、四死球もほとんど与えない投手はなかなかいません。
しかも、
対戦している相手は、滑川総合、春日部共栄、聖望学園と甲子園出場経験のある強豪ばかりです。
今年の春のセンバツでは秀岳館に対して、6イニング投げて、被安打10、奪三振数も与四死球数も3、失点6だったので、そのときに比べると抜群の成績を残していることがわかります。
高橋昂也投手のすごさはどこにあるのか

高橋昂也投手の出身中学は埼玉県の栗橋東中。
幼少期からずっと埼玉県に住んでいるようです。
最近は高校から県外に出る有望選手も多いので、地元育ちと聞くと逆に新鮮というか、少し珍しささえ感じますね^^;
身長181cm、体重83kgの身体ですが、下半身が非常にどっしりしているのが特徴です。
どうやら監督の指示もあって、今年の6月には家から学校までの道のりを荷物を持った状況で1時間半かけてランニングしていたようです。
ものすごい努力家ですよね。
そのような甲斐もあってか、埼玉大会の準決勝では自己最高となる球速152km/hを記録。
しかも、ゆったりとしたフォームから投げられる直球はスピードガン以上に速さを感じるようです。
そして、ストレート以外の球種はスライダーやフォークを持っていますが、この変化球でも空振りを奪えます。特にスライダーのキレは今大会でもナンバーワンかもしれません。
鍛えられた下半身がコントロールの良さや、直球の速さ、変化球のキレを生んだのかもしれませんね。
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プロからの評価も急上昇中

このように急成長を遂げている高橋昂也投手ですが、プロのスカウトからの評価も急上昇中です。
埼玉大会の準決勝では巨人、DeNA、阪神、ヤクルト、ソフトバンク、日本ハムなど国内外7球団以上のスカウトが集結し、ドラフト会議では1位指名が重複して競合になる可能性まで出てきました。
なかでも巨人のスカウトは堤GMに急成長している旨伝えており、1位指名も噂されています。
メジャーのスカウトも将来、メジャー入りもあるとのコメントを残しており、高橋投手への期待、評価は今非常に高くなっています。このように評価がうなぎ登りの高橋投手が甲子園という大舞台で実力どおりの活躍を見せられるのか、注目していきたいと思います!
今年の高校野球BIG3の戦いに注目
花咲徳栄高校の高橋昂也投手、横浜高校の藤平尚真投手、履正社高校の寺島成輝投手の3投手が今年の高校野球BIG3と呼ばれています。
いずれの投手もストレートは150km/hに迫り、ドラフト会議でも上位指名が確実視されています。
2016年夏の甲子園では組み合わせ抽選の結果、これらの3校が初戦から対戦するということはなくなりましたが、2回戦以降、直接対決も見られるかもしれません。
高橋昂也投手をはじめとした有力投手が自分の実力を存分に出して、戦い合う試合を楽しみにしたいと思います。
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