2017年阪神の戦力やオーダーを分析する上で注目が集まる所は2016年に調子を落とした鳥谷敬選手がどのように起用されるか?という部分があります。
しかし、
やはり最注目と言えるのがオリックスからFAで入団した糸井嘉男選手の存在ではないでしょうか?
かつては侍ジャパンのキャプテンも務め、2014年には首位打者、2016年には盗塁王を獲得するなど輝かしい実績を持つ選手です。
そしてさらに「超人」とも称される抜群の身体能力を活かした守備や走塁はプロ野球界でトップクラスと称されたこともあり、走攻守三拍子揃ったスター選手です。
阪神は2016年は多くの若手が起用された影響もありチーム全体の打撃成績は奮いませんでした。
その打線を強化するべく獲得されたのが糸井嘉男選手なのですが、糸井嘉男選手をどのように起用すれば打線は最も活発になるでしょうか?
そして、高山俊選手を始めとして2016年に躍動した若手たちの起用はどうなるのでしょうか?今回は2017年の阪神のオーダーを予想してみたいと思います。
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2017年の阪神はどんなオーダーで戦うの?糸井嘉男は何番での起用がベスト?

阪神は2016年に22本塁打を放ったゴメス選手が退団しましたが、超大物とも言える糸井嘉男選手が新たに加入しています。
糸井嘉男選手をどのように起用するのか?という点が2017年の阪神打線の鍵を大きく握ることになりそうです。
なんと言っても糸井嘉男選手の特徴と言えば高い出塁能力だと言えるでしょう。
例年打率と比較して一分近く高い出塁率を記録しています。
2016年は打率三割をマークしましたが出塁率は驚異の.398を記録しています。
日本ハム時代には2010年~2012年にかけて三年連続で出塁率.400以上を達成したこともあるほどです。
そういった点も踏まえると1番での起用がベストだと言えるのではないでしょうか?
糸井嘉男選手は例年得点圏打率が低いというのも理由の一つですが、2016年に一番打者を務める機会が多かった高山俊選手が糸井嘉男選手と逆のタイプであり、出塁率は打率に対して高くありませんが得点圏打率は高い選手です。
所謂フリースインガータイプでもあるため嵌れば多くの打点を量産できる可能性が十分にあります。
チーム全体としてあまり長打が多くないという点もあるためヒットで繋ぐことが出来る高山俊選手を三番に起用することで得点力のアップが期待できます。
阪神のオーダーは!?2017年の打線を予想!糸井嘉男はやはり上位!

前述の内容も踏まえて2017年の阪神のオーダーを予想してみたいと思います。
金本知憲監督が糸井嘉男選手の二番構想を語ったこともありますが、個人的には一番には出塁能力と長打力を兼ね備えた糸井嘉男選手がベストだと考えています。
糸井嘉男選手の起用方法も含めて以下のように阪神のオーダーを予想します。
■ 2017年・阪神の開幕オーダー予想! ■
1.(中)糸井
2.(遊)北條
3.(左)高山
4.(右)福留
5.(一)キャンベル
6.(三)鳥谷
7.(捕)原口
8.(二)上本
1.(中)糸井
2.(遊)北條
3.(左)高山
4.(右)福留
5.(一)キャンベル
6.(三)鳥谷
7.(捕)原口
8.(二)上本
以上のようなオーダーを予想します。
場合によっては二塁、三塁にはルーキーの大山悠輔選手が起用される可能性もあり、その場合は恐らく鳥谷敬選手の打順が少し下がると予想しています。
その他にもサードのポジションは陽川選手も候補であり、キャンベル選手もサードが守れるので選手の調子次第でかなりオーダーは流動的になりそうです。
打線そのものは高山俊選手を除けば全体的に一定の水準の出塁能力を持っている選手が揃っており、常に塁上を賑わしながらヒットで確実にランナーを返すというような攻撃を展開することになりそうです。
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2017年も阪神は長打不足に苦しむ?ゴメスの穴は!?新スタイルで戦うのか!?

2017年の阪神の開幕オーダーを予想してみましたが、やはり長打力という部分には不安が残ります。
ゴメス選手の穴というよりは獲得した外国人野手がキャンベル選手という点では不安が残ると言えます。
キャンベル選手もマイナー通算での長打率は高い選手ですが本塁打そのものは少ないのです。
NPBにマッチして本塁打が増加する可能性がありますが、現状のままであればやはり長打不足に苦しむ場面があるかも知れません。
更なる外国人選手の補強はあるのでしょうか?それともチームの底上げに賭けてシーズンを戦うのでしょうか?
金本知憲監督を含めて阪神の決断にも注目が集まります。
若手の覚醒に期待!2017年の阪神のオーダーは若手の覚醒がカギを握る!

2017年の阪神のオーダーを予想してみましたが全体的には実績組中心にオーダーを予想してみました。
しかし、予想オーダーにこそ書きませんでしたが阪神には注目の若手が多数います。
まずはなんと言っても江越大賀選手です。
まだまだ粗さは目立ちますが豪快なフルスイングでボールを捉えた時の飛距離はチームでもトップクラスです。
同じく陽川尚将選手もパワーを十分に持っているため覚醒には期待が集まる存在です。
そして、2016年は開幕スタメンの座を勝ち取った横田慎太郎選手にも期待をしたいところです。
抜群の身体能力と大きな身体にはロマンが詰まっています。
当てに行くような打撃が目立ちましたが今一度長打を狙うスタイルを目指せば新時代の主力になれる可能性を十分に秘めています。
若手選手の躍動が阪神の戦いに大きな影響を与えそうです。
2017年の阪神はどんな戦いを見せるでしょうか?
「超変革」は2017年も続きます。
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