プロ野球もキャンプインまで残りわずかとなりましたね。
松坂大輔選手が中日ドラゴンズの入団テストに合格して、年俸1500万円プラス出来高払いという契約で、意外と多いと感じた方は多いのではないでしょうか。
…というのも、これはNPBの1軍選手の年俸が1500万円以上でなければならないという規約の為ですね。
そういった意味でもNPBは非常に恵まれています。
では、同じプロでも独立リーグではどうなのでしょうか?
今回はそんな独立リーグの給料やアメリカ独立リーグとの違いについてご紹介したいと思います。
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独立リーグの給料は?

独立リーグの平均給料は平均月15万円と言われています。
NPB同様に独立リーグにも最低保証給料があり、月額の最低保証額は10万円。
しかも、給料が貰えるのはプレーを行う4月から9月までの6カ月間しかありませんので、最低の給料の場合は年間60万円しか貰えない計算になります。
ちなみに、平均の給料を貰っていたとしても年間90万円です。
また、シーズン中のアルバイトは禁止されている為、独立リーグ所属選手の大半がオフシーズンにはアルバイトをしながらトレーニングをするというのが現状です。
さらに独立リーグの場合は上限も決められており、どんなに多くても月40万円までと規定されています。
なので、独立リーグ選手の給料は年間60万円から240万円ということになりますね。
独立リーグの選手達は、生活が苦しい中で野球も頑張らなくてはいけないという、非常に厳しい環境であることがわかります。
独立リーグの監督の給料は?

では、独立リーグの監督の場合はどうでしょうか。
独立リーグの監督の給料は年間500万円~1000万円くらいと予想しました。
…とうのも、ずばり、これだ!という情報はなかったのですが、四国・九州アイランドリーグのコーチ募集要項の記載が年俸600万円であったという情報がありました。
監督やコーチについては最低保証金額の規定が無いので、各球団によってもバラバラで、特にNPBで実績があるか?…で、かなり差が出てきそうな気がします。
また、選手の場合は好きな野球をやっているので、我慢してアルバイトもこなすでしょうが、監督やコーチにアルバイトしながら指導してくれとは言えませんよね。
なので、最低限の給料として日本の平均年収くらいは貰えるのでは?と思います。
ここら辺の情報から、最低でも500万円くらい、最高で1000万円くらいは貰えるのでは?と予想しました。
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アメリカ独立リーグとの違いは?

アメリカ独立リーグの選手の給料は、リーグによってもかなり差があるそうで、月2万円のリーグもあれば、月15万円のリーグもあります。
その昔、阪神タイガースや日本ハムで活躍した坪井智哉さんは、独立リーグ最高峰の「アトランティック・リーグ」でプレーしましたが、その時は月の給料が15万円ほどだったそうです。
ですが、ニューメキシコ州の「ペスコ・リーグ」に所属していた日本人選手は月給2万円だったという情報もあります。
こんな感じで、アメリカの場合は独立リーグと言ってもピンキリのようですが、最高峰のリーグでも月15万円ほどなので、日本の独立リーグよりも厳しい環境が多そうですね。
なので、アメリカ独立リーグの選手達も、生計を立てるために、オフシーズンにはアルバイトをしている現状のようです。
やはりNPBやMLBに所属できるというのはそれだけ凄いことで、特別な存在であるという事なのでしょう。
独立リーグ選手は厳しい!

以上が独立リーグの給料についてのご紹介でした。
意外にもアメリカ独立リーグが厳しい環境で、中には日本以上に厳しいリーグもあり、独立リーグでプレーするという事は非常に厳しい状況であることがわかります。
たとえ、月15万円の給料を貰えたとしてもシーズン中しか給料が貰えないので、オフシーズンにはアルバイトするしかありません・・・
もう少し給料面を見直して、選手達が野球に専念できる環境があれば、よりNPBやMLBに行ける選手が増えるのでは?と感じますね。
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