2016年ペナントレースもいよいよ大詰めを迎えています。
セ・リーグは広島カープの25年振りの優勝で幕を閉じましたが、パ・リーグは日本ハムの大逆転優勝が目前となっています。
そして、両リーグの戦いが終了した後に日本一を賭けた戦いである日本シリーズが開催されるまであと少しです。
日本シリーズのチケットは通常のレギュラーシーズンよりもチケットの値段が高めに設定されていますが、今年はクライマックスシリーズへの進出が確定している球団の内半数が屋外球場にホームを構えている球団です。
秋の変わりやすい天気に試合の開催が左右されてしまう可能性が十分に考えらえます。
もし試合中雨で試合続行が困難となった場合はレギュラーシーズン中であれば5回まで試合が進行していればコールドゲームとなり試合が成立しますが、日本シリーズの場合どうなるのでしょうか?
万が一中止となってしまった場合はレギュラーシーズンとは異なった形で順延されるのでしょうか?そのほかチケットの扱いがどうなるのでしょうか?
今回は日本シリーズを見守る上で実は気になる様々な試合以外の部分に注目してみたいと思います。
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日本シリーズのコールドの規定は?過去にコールドはあったの?

日本シリーズはシーズンの日本一を決定する戦いになります。
もちろんレギュラーシーズン中の試合も大事な一戦ではありますが、日本シリーズの戦いはその総決算になるため、重要度はいつも以上に高くなります。
レギュラーシーズンであれば悪天候の場合も5回が終了すれば試合成立ということでコールドゲームが宣告されて試合終了となるシーンを見かけますが日本シリーズはどうなのでしょうか?
実は日本シリーズにもコールドは適用されます。
記憶に新しいところでいえば2005年に開催された日本シリーズの第一戦、ロッテのホームであるマリンスタジアムで行われた一戦でしたが濃霧により試合続行不可能と判断され7回で試合終了となり、リードをしていたロッテの勝利となりました。
それ以外にも日没によるコールドゲームが過去に数度あったようです。
レギュラーシーズン中でも試合成立後にコールドゲームになる場面はあまり頻繁には見かけませんので、それが日本シリーズに重なった事例は今までは少ないようですが、万が一試合続行不可能と判断される場面が5回の試合成立以降のタイミングであればレギュラーシーズン同様コールドゲームが適用されるのです。
日本シリーズが雨天中止や順延になった場合チケット払い戻しはあるの?

2016年は屋外球場がホームのチームが多いこともあり、雨で中止になってしまった場合のチケットはどうなるのか?というのは非常に気になるところだと思います。
日本シリーズは試合が中止になったとしても日程を変更して開催されます。
例えばですが第三戦のチケットを持っていたとします。
そしてその試合が雨で中止になってしまった場合は日程変更が行われますが、チケットは同じもので日程変更後の試合を観戦することが可能なのです。
なので、雨天中止というよりも日程変更という扱いになるため雨天中止で日程変更となった場合は払い戻しを受けることができません。
日本シリーズに関しては払い戻しを受けることができるのは、優勝決定により試合が開催されない場合のみとなっています。
理由は日本一のチームが決定した後は残りの試合については順延も振替もないため完全に無効なチケットとなってしまうためです。
レギュラーシーズンの場合は試合前に中止が確定した場合は払い戻しが可能ですが日本シリーズに関してはレギュラーシーズンと少し規定が異なっています。
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日本シリーズのチケットの払い戻し方法は?

気になるチケットの払い戻し方法ですが、もちろん球場のチケット売り場で行われている訳ではありません。
チケットキャンプやメルカリで購入した場合は払い戻しは難しいですが基本的にはチケットを購入した店舗での払い戻しとなっています。
NPBの公式サイトにも「払い戻しは購入店舗で」と例年記載されているため例年通りの流れで言えば購入した店舗で払い戻しを受けることができます。
ただし期間が定められているため注意が必要です。おおよそ2週間ほどの期間が例年設定されています。
レギュラーシーズンと日本シリーズは少し違う!

いかがでしたでしょうか?今回は日本シリーズの歴史などにも少し触れてみました。
日本シリーズはレギュラーシーズンと違って日本一を争うというだけでなく、中止になった場合に消化試合が行われないなどの違いがあります。
2016年の日本シリーズは場合によっては屋外球場がホームのチーム同士の戦いになる可能性もあります。
観戦する上で万が一中止になってしまった場合というのも考えないといけない状況が十分に起こりえます。
楽しみにしていた試合が中止になってしまうのは残念ですが、ルールを知っていれば中止になっても別日に楽しんだりすることも可能なので、規定も抑えて日本シリーズの行方を見守っていきましょう。
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