
甲子園で3季連続の準優勝を成し遂げ、ジャイアンツ坂本勇人選手の出身校でもある青森県の八戸学院光星高校。
毎年のように甲子園へ出場し、コンスタントによい成績をおさめ、プロ野球選手も多く輩出しています。
2016年の夏の地方大会も順調に勝ち上がり、青森代表として甲子園の地にやってきます。
そしてOBである阪神タイガースの北條選手やロッテマリーンズの田村選手も今年大きくブレイク。
今回は今注目の八戸学院光星について、学校の紹介や注目選手、メンバーの出身中学などをまとめていきたいと思います。
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甲子園の常連、八戸学院光星とはどんな学校か?

八戸学院光星は青森県八戸市にあり、青森県のなかでいうと太平洋側にあたります。
普通科の中に特別進学コースや総合学習コースがあり、その他にも保育福祉科、ビジネス科、工業技術科などがあります。
普通科の総合学習コースの教育目標に「文武両道を目指す」という内容が掲げられているため、スポーツ推薦で入学する野球部メンバーの多くはこの総合学習コースに在籍していると思われます。
入学に必要な偏差値は39~41と言われていますが、コースなどによっても少し変わってくるかもしれません。いずれにせよ入学がめちゃくちゃ難しいということはないようです。
1学年400人ほどが在籍しており、比較的規模の大きい高校です。
八戸学院光星を運営しているのは学校法人光星学院。高校の他に、八戸学院大学や短大、短大の附属の幼稚園を擁する総合学校法人になっています。
高校である光星学院高等学校が八戸学院光星高等学校に名称が変わったのは2013年。八戸学院大学を広報する意味合いもあって、名称変更がなされたのではないでしょうか。
本当に青森の高校なのか!?出身中学まとめ
野球部のメンバーの出身中学を調べてみると、ほとんど青森出身の選手がいないということがわかります。
青森どころか出身中学が東北である選手も非常に少なく、関西出身の選手が目立ちます。
仲井宗基監督が大阪出身であり、関西のボーイズリーグやシニアリーグに何かしらのパイプがあるのかもしれません。
現在の野球部に限らず、プロ野球で活躍しているOB、坂本選手(巨人:兵庫県伊丹市出身)、北條選手(阪神:大阪府堺市出身)、田村選手(ロッテ:大阪府狭山市出身)も全員が関西の中学出身です。
ライバル校が少なければ少ないほど甲子園への切符がとりやすく、よいメンバーが集まってくるのかもしれませんね。
以下に2016年夏の青森大会決勝のスターティングメンバーの出身中学をまとめてみたのですが、レギュラーに限ると関東出身の選手も多くなっているのがわかります。

青森の学校なのに、青森など東北出身の選手が少ないのには違和感を覚えますが、他の高校でも似たような状況はあるので致し方ないのかなぁと思います。
それだけ甲子園出場に情熱をかけている選手、監督が多いということなのでしょう。
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2016年夏の甲子園での注目選手と注目の戦い方とは!??
八戸学院光星の今年の注目選手はずばり「エース」と「4番」です。
エースは櫻井一樹投手。

身長172cm73kgとあまり上背はありませんが、ゆったりしたフォームからキレのいい球を投げ、テンポの良さも持ち味です。球速はさほど速くなく、コントロールが生命線ですが、甲子園でも安定感のあるピッチングを見せてくれるのではないでしょうか。
4番バッターは益田敦成選手。

180cm82kgとバランスの取れた身体から放たれる長打が魅力です。夏の地方大会では序盤不振が続きましたが、徐々に調子を上げ最後の3試合はいずれも複数安打。甲子園でも活躍が期待されます。
今年の八戸学院光星の魅力は投打のバランスではないでしょうか。八戸学院光星といえば伝統的に「打」のチームという印象がありますが、2015年秋の東北大会では投手陣が抜群の安定感を見せ、この夏の青森大会も決勝を含め完封勝利が3回あります。
まとめ
今回は青森の強豪、八戸学院光星についてまとめてみました。
今年の八戸学院光星は投打のバランスの良さが売りで、特にエースの櫻井投手と4番の益田選手は注目選手といえそうです。
八戸学院光星の夏の甲子園通算成績は18勝7敗。
初出場の97年を除いて全て初戦を突破しており、甲子園という大舞台でも力を出せるメンタルの強さも備わっています。
今年の夏こそ東北勢とし初めての全国優勝を飾れるかどうか我々も注目していきましょう!
それでは最後までご覧頂き、ありがとうございました♪
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