7月も終わりが近付き、2016年夏の甲子園代表が各県で出揃いつつあります。
惜しくも甲子園出場を逃した有力選手もいますが、今年の大会は注目選手が非常に多く出場しています。
二年生の夏から注目を集めていた投手、春の選抜で一気に名を挙げた投手と多数の有力投手が揃う、2016年夏の甲子園の注目選手を今回は”投手”に注目して紹介したいと思います。
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甲子園を沸かせた怪物投手の再来!松坂二世の呼び声が高い豪腕!
最初の注目投手は最速154km/hを誇る豪腕、岡山県代表、創志学園の高田萌生投手です。
かつて甲子園を沸かせた「平成の怪物」松坂投手を彷彿させるようなワインドアップからの躍動感溢れるフォームで剛速球を投げ込みます。
そして、スピードも魅力ですが岡山県大会の準々決勝では9回にも150km/hを計測するなど、”スタミナ”も抜群だということがわかります。
フォームだけでなく、試合終盤でも疲れを見せることなく剛速球を投げ込むことができる点もかつての松坂投手を彷彿させる部分ですね。
二年連続甲子園出場の注目選手!埼玉のドクターKの異名を持つサウスポー!
もう一人の注目投手は2015年夏の甲子園にも登場し、二年生ながらに最速145km/hを記録するなど甲子園を沸かせた埼玉県代表、花咲徳栄の高橋昴也投手です。
昨年は、主にリリーフとして登板していましたが、試合をコントロールできるレベルの高いピッチングは、全国の高校野球ファンから注目を集めました。
春の選抜大会ではやや調子を崩していましたが、夏に照準を合わせて一気に埼玉県大会を駆け上がりました。
埼玉県大会でドクターKの名に恥じぬピッチングを披露し、投球イニングを大きく上回る奪三振を記録しています。
2015年の甲子園大会を沸かせた二年生が大きな成長を遂げて甲子園の舞台に帰ってきました。ドクターKと呼ばれるまでに成長した投手が甲子園でどんなピッチングを見せるのか注目です。
150km/h超えの注目選手!元祖怪物の再来を狙う豪腕!
150km/hを超える豪腕がまだまだいます。
栃木県作新学院に所属する今井達也投手です。
2015年夏にも登場した剛速球右腕ですね。二年生の時点でもスピードボールが魅力でしたが、2016年には150km/hを超えるストレートを引っさげて甲子園に帰ってきました。
少しコントロールに不安がある点と、ランナーを背負うと若干乱れてしまう部分もあり、さらには身体がまだまだ細身であるため、すぐにプロに入って1年目から活躍…とはいかないかもしれませんが、もっている潜在能力、将来性の高さはピカイチです。
しかし、
現段階でも150km/hを超えるストレートは大きな武器になります。自慢の剛速球で甲子園をどこまで勝ち上がることができるか注目です。
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2016年夏は速球自慢の注目選手が多く揃う大会になる?
注目選手を三名ピックアップして紹介しましたが、2016年夏の甲子園はスピード自慢の投手が揃う大会になりそうです。
2015年夏の甲子園では150km/hを計測したのは東海大相模高校の小笠原慎之助投手だけでしたが、2016年は出場が確定している選手だけですでに3名も150km/h以上のボールを投げる投手がいます。
さらには、残念ながら甲子園出場を逃し、地区予選で敗退した選手の中にも150km/hオーバーのボールを投げる投手がたくさんいます。
つまり、
豪腕投手との熱戦を勝ち抜き甲子園の切符を手にした高校がたくさん出場しているというわけです。
スピード自慢の投手が多く揃っていますが、そのスピード自慢の投手たちと渡り合ってきた各地区の”打線”が甲子園でどんな試合を繰り広げるのかにも合わせて注目したいところです。
まとめ
今回は甲子園への切符を手にした高校の中から注目選手を投手に絞ってピックアップをしてみました。
なんと言っても「スピードが速い投手」や、「甲子園で戦った経験が多い投手」が揃った印象です。
一年前の夏の経験をバネに努力してきた投手が実力をつけて甲子園に帰ってきています。
さらに、
毎年夏の甲子園大会では最高球速を更新する投手が多数出てきます!
すでに150km/h中盤を計測しているような選手もいますが、もしかすると一気に150km/h台後半までMAXが伸びる可能性もあります。
甲子園という大舞台で放出されるアドレナリンが球児達にさらなる力を与えているのかもしれません。
今大会は近年稀に見る好投手が揃っている大会となりそうです!
球児たちの活躍に期待して大会の開幕を待ちたいと思います。
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