春・夏二度の高校野球全国大会や、プロ野球の阪神戦など、野球に関する様々なイベントが年間を通して開催される阪神甲子園球場。
そんな甲子園球場には駐車場がなく、アクセスには阪神電車を始めとする公共交通機関を利用するのが一般的です。
しかし、小さな子供を連れての応援だったり、様々な応援グッズを持ち込んでの応援を考えている場合など、どうにかして自家用車を使って甲子園球場へ行くことが出来ないか、と思う場面も少なくありませんよね。
そこで今回は、阪神甲子園球場の近くで安く駐車できる場所について紹介します。
まずは近くで!甲子園球場すぐ近くの駐車できる場所!

それでは、まずは甲子園球場にほど近い駐車場から紹介していきます。
一番近くで駐車できる場所と言えば、阪神電鉄甲子園駅の駅前にあるイオン甲子園店の駐車場。多くの人には、球場すぐ横のダイエーと言った方が通りがいいかもしれません。
2016年の3月にダイエー甲子園店の経営がイオンリテールに引き継がれ、イオン甲子園店として生まれ変わりました。
立地としては抜群に球場に近く、台数も1000台と多めに用意されており、車で甲子園にアクセスしようとするとまず候補に上がるのがここの駐車場ではないでしょうか。
営業時間は8:00~22:00までで、料金は最初の30分が無料で以下30分ごとに500円となっています。ちなみに甲子園球場でイベントのない日は1日最大500円が上限金額ですが、イベントのある日は上限が2000円まで上がってしまいます。
次に近い駐車場としては、甲子園球場前の「ガード下」から阪神高速沿いに少し南東に行った場所にある「タイムズ甲子園第二」があります。
こちらは台数が9台、料金が通常日には20分100円の一日最大500円ですが、甲子園球場でイベントが行われる日には20分300円となり、上限金額はなくなります。
やはり、甲子園球場のすぐ近くに存在する駐車場では、どうしても料金が少し高めになってしまうようですね。
安く止める方法は?穴場になる駐車場はない?
すぐ近くの駐車場では料金が高めになることはわかりましたが、それでは、安く止めたい場合、甲子園球場から少し遠くから候補を探すのが良いのでしょうか?
結論から言うと、その方法はあまりお勧めできません。
少し遠くの場所を探しても、球場から徒歩10分圏内である限り、あまり駐車料金に差が出ないことが多いです。
また、その範囲で探す限り、甲子園球場でイベントが開催されている日には特別な料金形態を用意している駐車場がほとんどであり、歩く手間をかけるだけの対価が得られるケースは非常に少ないと言えます。
そこでオススメしたいのが、阪神甲子園駅から1~2駅離れた駅周辺の駐車場に車を停め、その最寄駅から阪神電車を利用して甲子園まで向かうという方法です。
例えば甲子園駅から大阪方向に1駅(運賃140円)である鳴尾駅周辺には、鳴尾駅まで徒歩五分の「タイムズ鳴尾支所前公共」があります。
こちらの料金形態は平日8:30-17:30が30分0円(ただし30分以降30分 100円、17:30-08:30が30分100円、土日祝は時間によらず30分100円となっており、先程紹介した2つよりもかなり安い料金での利用が可能です。
また、甲子園球場でのイベントの有無によって料金が変わると言ったことも、調査時点(2016年5月)ではないようでした。ちなみにこちらの駐車場は徒歩でも球場まで15分以内の立地にあり、徒歩で向かうことも難しくはありません。
更に鳴尾駅周辺には、駅まで徒歩3分の「リパーク阪神鳴尾駅北」もあります。こちらは平日土日祝日ともに8:00-21:00が60分200円(それ以外の時間は60分100円)となっており、上限金額も設定されています。
上限金額は平日が1日最大700円、土日祝日が900円となっており、収容台数こそ7台と少し心もとないところはありますが、この近辺ではかなり良心的な価格設定になっています。ちなみにこちらも球場まで徒歩15分強の立地です。
実際の試合日にはこのあたりの駐車場まで満車になることも多いですが、こうした大手チェーン系の駐車場では空車状況を公式サイトからリアルタイムで確認可能であることも多いので、近くまで来た時にスマートフォンなどから状況をチェックするようにしておくとよいかもしれません。
裏技的方法?民間の駐車場も利用できる?

ここまでは公共の駐車場や大手チェーン系の駐車場を紹介してきましたが、甲子園球場の立地上、球場周辺では民間の駐車場も多く存在します。
民間の駐車場というのは、要するに自分の家の軒先などの敷地内にスペースを用意しておいて、そこに球場へ来た客の車を停めさせる、といった形の駐車場で、球場付近の道路を通っていると見かける、「駐車場あります 1日~円」と書いたプラカードや段ボール板を持った人に声をかけることで利用できます。
こうした方法で駐車する場合、駐車料金は試合時間が近づくにつれて安くなっていく傾向があります。また、敷地を貸してくれる家主との交渉次第で金額は変わってきます。
高校野球を朝から観戦する場合など、かなりの長時間車を停めておきたい場合にはこうした方法が割安であることもあるので、付近にいい条件の駐車場が見つからない場合は、球場付近まで車を走らせてからそうした呼び込みを行っている人を探してみるのも一つの手かもしれません。
「甲子園へは阪神電車がイチバンヤ!」という一時期話題になったCMの通り、車でのアクセスは中々難しい印象のある甲子園球場ですが、しっかりと下調べと準備をしていけば、周辺で駐車できる場所を探すことも不可能ではありません。事前に十分な情報を仕入れておき、最適な条件の駐車場を賢く利用しましょう!
まとめ
いざ、試合当日に駐車場を探そうとしてもなかなか見つけるのが難しいと思いますので、前もっていくつかピックアップしておくといいかもしれませんね!
特に、夏の高校野球甲子園大会の時には駐車場も混み合いますので、いろいろとリサーチしてみることをオススメします。
でも、やっぱり一番は阪神電鉄を利用する方法かもしれないですね!
最後までご覧頂き、ありがとうございました。