連日マエケンこと前田健太選手の話題が絶えなくなってきたプロ野球界。メジャー移籍も現実味を帯びてきている中、やはり気になるのは年俸がいくらになるのかだ。そして、そこには表には決して言えないマエケンの本音があるのでは…と言われている…。一体どういうことなのだろうか?今までの年俸推移と合わせてみていくことにしよう。
前田健太(マエケン)の年俸推移!
ということでマエケンの年俸推移と合わせて主要な成績はこちらだ。2007年 800万円 1軍での登板は0
2008年 800万円 9勝2敗 防御率3.20
2009年 2500万円 8勝14敗 防御率3.36
2010年 4800万円 15勝8敗 防御率2.21
2011年 1億5000万円 10勝12敗 防御率2.46
2012年 1億5000万円 14勝7敗 防御率1.53
2013年 2億1000万円 15勝7敗 防御率2.10
2014年 2億8000万円 11勝9敗 防御率2.60
2015年 3億円 15勝8敗 防御率2.09
となっている。セ・リーグの投手で最年少にして3億円の大台に乗った。
が…、
広島以外の球団ならもっともらえているはずだ…という声が常にある…。そこにはやはり広島東洋カープという球団が独特の経営をしている背景が大きいと言えそうだ。

やってられないマエケンの本音…
ご存知の方も多いと思うが、そもそも広島東洋カープは”親会社を持たない市民球団であり、他球団と比べて特異の歴史がある”球団だ。では、”親会社を持たない”とはどのようなことなのか?なるべく簡単に説明していこう。
まずはじめに最大株主は自動車メーカーのマツダである。そのマツダが1/3超を保有している。そして、マツダの創業家の一族が残りの大半を保有している。
ということは、「マツダが親会社じゃん!」と思われるかもしれないが、実は違う。どういうことかというと、
マツダはカープという球団を『子会社化してない』のだ。そのため、カープという球団の位置付けは『持分法を適用していない非連結子会社及び関連会社』ということになっている。
細かく説明すると難しいこ言葉が並ぶので、ここでは割愛させていただく。要するに、どういうことか簡単に言うと、
他球団のように選手年俸の赤字を補てんするために数十億単位の金銭支援を行っていないというわけだ。つまり、マツダからの経営支援はほぼ無いとされている…ということだ。
そのような背景があり、独自経営をするカープ。つまり、選手の年俸をなるべく抑え、切り詰めて、切り詰めて運営しているということだ。
そのため、FA選手獲得などになると、他球団とのマネーゲームになる可能性があり、本来の選手の能力以上での契約になることもしばしばあるため、基本的にはFA市場には参戦しない…というのが、広島カープの特徴だ。(以前、現ソフトバンクの内川選手が横浜よりFAになった際、獲りに行ったことはあったが…)
このような背景があるため、広島カープは『貧乏球団』などと呼ばれることもしばしばあり、選手の年俸も上がりづらい…ということはあるようだ。
特にマエケンのように億単位で年俸が高騰してくると、正直、手に負えなくなってきてしまう…というのが本音だろう。
昨年、黒田選手を再獲得するのに年俸4億円出したわけだが、その際も「これが精一杯の金額…」と言っていたのはこのようなことからだろう。
つまりは、今シーズン去就が注目を集めているマエケンだが、仮に残留となり、黒田選手も現役続行、…となった場合、球団としては、非常に苦しい経営になるのは言うまでもない。
さらに、今オフマエケンをポスティングで送り出さなければ、来シーズンには海外FA権を取得するため、来シーズンオフにはFAでの移籍になる。となると、球団には一銭も入らなくなってしまうわけだ。
そのため、球団としても今オフポスティングを容認して送りだしたいのだが…一つ問題が生じている。それは黒田選手の去就問題だ。詳しいことはこちらに記してあるので、よろしければあわせてご覧いただきたい。
関連記事:広島カープ黒田博樹の去就がマエケンメジャー移籍の鍵なのか!?
と、いうこのような背景があることも踏まえて、マエケンはメジャーに行きたい…というのも、少なからずあるだろう。現在取り沙汰されている噂ではこのような年俸が予想されている。
メジャー移籍なら4〜5倍に!?
マエケンも野球選手の前に一人の人間である。そして家族を養う夫でもある。誰しも稼げるうちに稼いでおきたいというのは、一般人も野球選手でも変わらないことだろう。さらに言えば、それでいてもっと高いレベルに挑戦したくて、それができるのであれば、誰しもそうするのが普通だろう。
現在、噂されているマエケンのメジャー移籍時の年俸だが、5年総額600万ドル(約72億円)、年間にして約14億3、4千万ほどだと言われている。
実に、今季の年俸の4倍以上だ。広島に残っていたら絶対に手にできない金額である。誰しもこんなにもらえて世界最高峰の強者が揃うところに挑戦できるのなら、行くのが当たり前だろう。マエケンには、それに挑戦する権利が与えられたということなだけだ。
球団としても置き土産をもらいつつ、背中を押してくれることだろう。
ということでまとめ
まさにアメリカンドリーム…とんでもない金額ですね♪もちろんプロである以上お金だけではないと思いますが、この年俸予想が本当ならば、1年で今の4倍以上ですからね♪単純に4年働かなくてもいいわけです…。…なんて言ったら反感を食らいそうですが、それが実現できてしまいそうなマエケンの実力。そして、それに答えてしまうメジャーの規模の大きさ…に、改めて驚きますね♪
いろんなことが入り混じっていますが、とにかくプレーで投球で、結果を残して欲しいですね♪
追記:正式に球団がポスティングを容認しました。今後の動きにさらに注目です!
関連記事:広島カープ外国人!2016年獲得はジェイソン・プライディー!ってどうなん!?
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