2017年の広島東洋カープは日本シリーズ出場を逃したものの、2年連続のペナントレース優勝で黄金時代を迎えていますね。
そんな広島東洋カープの快進撃の中心はタナ・キク・マルと呼ばれるスタメンの1番、2番、3番の同級生コンビでしょう。
その中でも今シーズンの丸佳浩選手は143試合全試合に出場し最多安打、最多得点、打率ランキング5位、出塁率ランキング2位と好成績を残しました。
そして11月20日に開催されたNPB AWARDS 2017で丸佳浩選手がセ・リーグMVPを受賞!
今シーズン大活躍だった丸佳浩選手の年俸がどうなるのでしょうか?
今回はそんな丸佳浩選手の年俸についての予想と、FA権の取得時期についてもご紹介します。
関連記事:巨人田口麗斗の年俸を予想!背番号変更で2018年は何番に?
丸佳浩2018年の年俸予想は?

まずはじめに、2018年の丸佳浩選手の年俸は2億2000万円と予想しました。
2016年の年俸は8500万円でしたが、143試合出場、打率.291、20本塁打、90打点という成績で2017年の年俸は5,500万円UPの1億4000万円となっています。
2017年シーズンを振り返ると、143試合に出場し、打率.308、23本塁打、92打点という打撃3部門で昨シーズンよりも好成績を残していますのでUP幅は昨年以上と考えられます。
ただ、これだけですと予想しにくいので参考に他選手を見てみましょう。
参考にする選手は、丸佳浩選手と同じ千葉県出身の阿部慎之介選手です。
少し古いデータとなりますが、阿部選手の2007年の年俸は今シーズンの丸佳浩選手と同じ1億4000万円でした。
この年は140試合に出場し、打率.275、33本塁打、101打点という成績で、2008年の年俸は1億円UPの2億4000万円となっています。
もう一人参考になりそうなのは、現在の侍ジャパン監督の稲葉篤紀選手です。
稲葉監督の選手時代を見てみると、2007年の年俸は1億4500万円でした。
この年は137試合に出場し、打率.334、17本塁打、87打点という成績で、2008年の年俸は9,500万円UPの2億4000万円となっています。
この二人のUP幅は1億円前後ですが、年俸を多く出さない傾向にある広島カープであれば8,000万円ほどのUPではないかと考え、来シーズンの丸佳浩選手の年俸を2億2000万円と予想しました。
MVPをとったことでもう少し上乗せはありますかね?
関連記事:プロ野球FAランクの仕組みって?人的補償や金銭保証はどこから?
丸佳浩のFA権獲得はいつ?

ところで、球界を代表するバッターに育ってきたと言っていい、丸選手ですが「そろそろFA?…丸選手のFAっていつなの?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。
まず、丸佳浩選手のFA権ですが、順調に行けば来シーズンの7月下旬には取得の見込みとなっています。
ちなみに、FA権獲得までの一軍登録日数は1年145日を上限として8年なので、1160日の一軍登録日数が必要です。
現在、丸選手の一軍登録日数は1045日となっていますので、残り115日の一軍登録日数が必要ということですね。
ですから、順調にいけば7月末くらいにはFA権が取得できる計算になります。
2018年のオフシーズンには丸佳浩選手がFA権を行使するのか?といったニュースが話題となるでしょう。
ただ、
丸佳浩選手がFA権を行使する可能性があるのか?…ということですが、
本人は昨年、「もちろん、これからも広島でずっとやりたい。ファンの皆さんには感謝しかない」というコメントを残しています。
これを聞く限り本人は移籍を希望していない様子ですね。
これだけの打撃成績で走力もあり守備も抜群の3拍子揃った選手なので、もしFA権を行使すればかなりの争奪戦になると予想されますが、現状ではFA行使はないかな…と踏んでいます。
日本を代表する選手に成長した丸佳浩

丸佳浩選手は今シーズンの活躍によってMVPを獲得し、日本を代表する選手の仲間入りをしたと言っていいでしょう。
年俸も2億円以上は確実と思われますので、NPB選手のトップ40位以内に入ってくることになります。
これからの広島カープを背負っていく選手の一人として、広島カープファンとしたら今後の活躍が、ますます楽しみですね。
ただ、広島カープファンの心配はやはりFA権の行使の可能性です。
かつて広島カープからは金本知憲選手や、新井貴浩選手がFA権行使によって阪神タイガースに移籍しています。
特に金本知憲選手の時は年俸で揉めた末の放出となっていました…。
そのようなことが起きないように、活躍した選手にはそれに見合った年俸を与えてあげて欲しいですね。
関連記事:宮崎敏郎(DeNA)2018年俸予想!契約更改で首位打者査定で大台も!?