2014年オフ、遂にあの男が日本球界に復帰した。そう、松坂大輔である。注目を集める中、松坂はシーズン直前に姿を消した。
クライマックスシリーズを迎える大事な時期を前に松坂の現在は一体どうなっているのか…
インフルエンザからすべては始まった…
今年のペナントレースを盛り上げるはずだった…。松坂は順調に調整を進める中、シーズン直前にして悪夢が襲った。インフルエンザに感染してしまったのだ。
そこから松坂は消えた…。
結局、調整が遅れ開幕は絶望的に…。
その後、2軍で再調整を始めたものの、肩の筋肉疲労ということで調整はズルズルと後退していった。
最終的には、今季の復帰は絶望…。8月には右肩手術をすると発表された。

パワーピッチャーの宿命とは…
松坂は高卒でプロ入り。初登板では最速155kmという豪速球をうならせ初登板、初勝利を飾った。
松坂は「平成の怪物」と言われた通り、豪速球を投げるパワーピッチャーなのだ。
正直、コントロールはそれほど良くなく、速球でグイグイと押すタイプのピッチャーだ。
そんな松坂だが、メジャー移籍後2011年にトミージョン手術という肘の手術をうけた。
それからだ…
長いリハビリを経て復帰したものの、球速が出なくなってしまったのだ。
パワーピッチャーにとって球威が落ちるのは致命的…。
更に、追い打ちをかけるかのように今季は肩の手術…。
果たして、松坂は這い上がってこれるのだろうか…。
過去に復帰してきたパワーピッチャーはいるのか?
まずは、知る人ぞ知るカープの河内貴哉だろう。
河内はドラフト時、3球団が競合したほどの逸材だった。
しかも、高卒としては球団史上最高額の契約金1億円でプロに入るほどの存在だった。
しかし、
2004年に8勝はしたものの、その後、肩を壊し手術。
その後は目立った活躍もなく、今シーズン終了後、戦力外通告…現役引退となった…。(33歳)
続いては、
ソフトバンク、オリックスと渡り歩いた馬原孝浩だ。
最速158kmの速球を武器に、ソフトバンクで一時代を築き、日本人選手では最速となる通算100セーブ、球団最多セーブ数の更新など、ソフトバンクの一時代を担った投手だ。
そんな、馬原だったが肩の手術を受けてからは成績が下降…。
2014年には一時復活の兆しが見えたかに思えたが、結局今季限りで退団となる…。(33歳)
そして、もう一人。
ヤクルトの由規だ。
甲子園でスピードガン導入後、最速となる155kmを計測。
プロ入り後も、当時最速記録となる161kmを叩き出した、紛れもないパワーピッチャーだ。
しかし、
肩の手術後は、球速こそ155kmを計測しているものの、本来の球のキレを取り戻せず、今季限りで育成契約となる…。(25歳)
松坂の行く末は?…果たしてどうなるのか…
上記3選手の年齢を見ていただければお分かりかと思うが、やはり、
パワーピッチャーは短命であるのは間違いなさそうだ。
そして、松坂は現在35歳… 肘の手術に加えて肩の手術…。
来季以降、松坂が復帰してこれる可能性は極めて低いと言わざるを追えない。
しかし、
「平成の怪物」と謳われた松坂なら…と、信じて復活を待ちたい♪
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