日本ハムの斎藤佑樹選手の戦力外の噂が絶えない…。秋季キャンプで栗山監督と”青空面談”をし、「来季も先発希望です!」と言っていたようだが…。来シーズン結果が出ないようだと戦力外が現実味を帯びてきそうだ。充実した模様の秋季キャンプだったらしいが、そんな中、斎藤佑樹の元・相方…ソフトバンクホークスの細山田武史選手が戦力外になった…。かつて輝かしい大学時代を共に過ごした相方と共に、斎藤佑樹も背水の陣で臨む来シーズン…一体どうなるのだろうか?…そしてかつての相方はどこへ行ったのか?…。
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日ハム斎藤佑樹の元・相方…
斎藤佑樹選手の戦力外の噂が絶えないが今日はあえて、元・相方だった細山田武史選手にスポットライトを当ててみたい。細山田選手といえば、早大時代斎藤佑樹選手とバッテリーを組んだことで『佑ちゃんの恋女房』などと呼ばれ有名になった選手だ。と言っても、大学時代には、1年春からベンチ入り、2年秋から正捕手、首位打者獲得、ベストナイン、日本代表に選出され正捕手…などなど、輝かしい記録を残している。
その後は2008年、横浜ベイスターズから4位指名を受け、プロの道を歩み始めた。そして、ルーキーイヤーとなる1年目に開幕1軍を掴み取り、開幕5戦目にして早くも先発マスクをかぶった選手だ。
プロ野球の世界でも輝かしいスタートを切ったように見えたのだが…。
その後は、監督の交代…、他の選手の台頭…、FAで鶴岡選手が加入…、などにより、出番が激減していき、2012年、中畑監督が就任してからは、キャンプも含め1度も1軍に呼ばれることなく完全に干されていってしまった…。
その年の契約更改で減額制限を大幅に超える1100万円ダウンの600万での契約となった。そして、税務署から”来年の税金は450万になる”と伝えられ、「食事は松屋か、吉野家にする…。」といったのは有名な話だ。
そして翌年13年には、春季キャンプ中に血行障害でボールが投げられなくなり、手術を受けた。その後、完治はしたものの、この年も1軍に上がることなく、戦力外通告を受け退団…。トライアウトの末、育成契約として、ソフトバンクホークスに拾われた。

偶然!?それとも必然!?
そんな細山田選手だがこんな偶然!?それとも必然!?と呼ばれる出来事がある。細山田選手がプロ入り1年目、開幕5戦目にして初めて先発マスクをかぶった試合、先発投手を務めたのは、工藤公康選手(現・ソフトバンク監督)であった。
”打たれて学ぶことがある”と、工藤選手はルーキー捕手のサインに首を振ることがなかったという。結果は、4本のホームランを打たれ、5イニング8失点…。ほろ苦い初先発デビューとなったのだ。
その工藤選手が今は、ソフトバンクで監督になり、今年、3軍が主戦場だった細山田選手を1軍に抜擢した。細山田選手自身、実に4年ぶりとなる1軍出場を果たしたのである。そして、最終的には工藤監督のもとプロ野球選手としてのキャリアを終えることになったのは、偶然だったのだろうか?…。
こんなエピソードもある。
工藤選手とバッテリーを組み初先発した試合、第2打席で2塁打を打ってプロ初ヒットを記録した。その相手投手は、巨人の福田聡志選手であった…。
その2年後…、ようやくプロ初ホームランが出たのだ。その相手投手も巨人・福田選手…。
そして、今年10月4日…。細山田選手はソフトバンクから戦力外通告を受けた…。
翌日5日、福田選手が野球賭博に関与したと発表があったのである…。そして同じ年にプロ野球界を去ることになった…。
ただの偶然だったのか…。それとも必然だったのか…。
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戦力外後、どうなった!?
結局、細山田選手は、2度目となるトライアウトは受けることなくプロ野球選手としてのキャリアに終止符を打った。と、言っても、野球選手は続けるようで、11月11日トヨタ自動車硬式野球部へ加入することが正式に発表された。余談だが、福田選手の野球賭博問題で、無期の失格処分が下された翌日のことであった…。
横浜時代に戦力外になった時も、ソフトバンクから戦力外になった今回も、ブルペン捕手や、球団職員への打診があったようだが、細山田選手は現役で”選手”をやることにこだわったらしい。
そこにはおそらくこのような心情があるのだろう。
…話は戻るが、大学進学の際、父は大学で野球を続けるのを反対していたという…。何度も何度も頭を下げる息子に対し、「そこまで言うならやりなさい。その代わり、一度、決めたことをやり通すまでは、親の死に目に会えなくても帰ってくるな」と父と約束したという。
事実、世界大学野球選手権大会に日本代表として参加していた2008年。その大会はチェコで行われていたが、大会中、父ががんで亡くなった…と、訃報を受けるも、その当日も試合に出続けたという…。
訃報を知った当日の韓国戦…。早大でチームメートでもあり、相方でもある斎藤佑樹選手が黒いTシャツを買って切り刻み、選手、関係者全員分の喪章を作り、試合に臨んだそうだ。斎藤選手自身も、左腕に付けマウンドに上がった…。
おそらくこのような父との約束が心の中にあるため、プロ野球界を去っても、自分自身が納得するまで現役選手を続けることを選んだのではないだろうか…。
ということでまとめ
多くのプロ野球選手が誕生していく一方、去らなければならない選手もいます…。そんな選手一人、一人にも、いろいろなエピソードがあるんですね♪
斎藤佑樹選手は、戦力外になるのでは?…との噂が絶えませんが、来季もプロ野球選手としてやるようです♪
こんな細山田選手の分まで…とは言えませんが、1年でも長くプロ野球でやれるといいですね♪
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