今シーズンも沢山の選手が引退や自由契約によって退団しました。
11月15日に行われた12球団合同トライアウトでは51名もの選手が参加しています。
トライアウトでどこの球団にも選ばれなかった選手達は現役引退を決断しますが、球団職員やスコアラーなどになれれば良い方ですよね。
実際、球団に残れなかった選手たちは一般的な社会人へ転身される方も多くいらっしゃいます。
そんな引退していく選手達にスポットを当てたテレビ番組「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」は年末恒例となっている人も多いのではないでしょうか。
今回は、2017年のテレビ番組「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」で、どんな選手が特集されるのか、予想したいと思います。
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戦力外通告テレビ出演予想大!2006年新人王の梵英心

1人目は広島東洋カープを自由契約となった梵英心選手です。
選んだ理由はかつて活躍して脚光を浴び、その後低迷して戦力外になった選手を「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」では、特集する可能性が高いからですね。
実際に、過去にそのような状況で選ばれた選手に八木智哉選手、G.G.佐藤選手などがいます。
梵英心選手の場合もその枠で選ばれるのでは…と予想しています。
2005年にドラフト3巡目で広島東洋カープに入団した梵英心選手。
1年目からレギュラーとして活躍し新人王に輝きました。
2010年には全144試合に出場し、打率.306、13本塁打、56打点と高レベルな成績を残し、43盗塁で盗塁王にも輝いています。
しかし、2015年からは田中広輔選手の台頭で出場機会が激減し、2016年は7試合の1軍出場、2017年はプロ入り後初の1軍出場0となってしまいました。
10月3日にNPBの他球団での現役続行を視野に退団を発表し、12月2日に自由契約選手になっています。
球団本部長が「本人が現役続行を希望した」とコメントしているあたり、長年球団に貢献した選手なのでコーチの提案があったのだと思います。
ちなみに、現在はまだ去就は決まっていませんが、それでも現役にこだわる姿はテレビになりそうですよね?
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戦力外通告出演予想!3度の最多セーブ!武田久

二人目は北海道日本ハムファイターズを退団して社会人野球の世界へ移った武田久選手です。
選んだ理由は梵英心選手と同じで、武田久選手もかつてはリーグ屈指の守護神だった…という点ですね。
武田久選手は、2002年にドラフト4巡目で日本ハムに入団。
2005年に頭角を現し、23登板で防御率0.79と好成績で信頼を勝ち取りました。その後は2006年に40ホールドで最優秀中継ぎ投手となり、リーグ優勝・日本一に大きく貢献。
2009年から2013年までの5年間は守護神として活躍しています。
2009年、2011年、2012年には最多セーブのタイトルを獲得し、リーグを代表する選手となりました。
しかし、2014年には大不調で9試合のみの登板に終わると、その後も怪我の影響もあり登板数が激減。
2017年には7試合のみの出場で、10月5日に退団が発表されました。
指導者への転身を提案されたようで、現役続行の道を模索し、11月26日に古巣である社会人野球の日本通運の野球部に選手権コーチとして復帰することを発表しています。
かつてプロ野球界でも屈指の守護神だった選手が、現役にこだわり社会人野球へ復帰するというストーリーは、こちらもテレビ受けしそうではないでしょうか?
戦力外通告2017の放送予定はいつ?

年末恒例の「プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達」の2017年の放送予定は2017年12月30日(土)の22時からTBSにて放送となっています。
なんと、今年で14回目の放送になるんですね。
これを見ると1軍で活躍している選手の裏側では、沢山の活躍出来ない選手たちが苦しんでいる状況がありプロ野球界が厳しい世界であることがよくわかりますよね。
また、その選手達を支える家族や両親などのサポートしている方たちが沢山いることを改めて認識させられます。
なので、特集された選手をつい応援したくなってしまいますね。
2017年の戦力外通告のテレビではどんな選手が特集されるのでしょか?
放送を楽しみに待ちましょう!
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