履正社 優勝候補 注目選手 寺島 山口 安田
今年の大阪大会は履正社が優勝を果たし、2016年夏の甲子園へやってきます。


大阪大会では大阪桐蔭が3回戦で敗れ、波乱の展開でしたが、履正社は準決勝までの7試合のうち6試合でコールド勝ちをおさめました。


しかも、


コールドゲームが適用されない金光大阪との決勝も12-0で圧倒。


この強すぎる履正社の中心は今大会No.1左腕ともいわれる寺島成輝投手です。


今回はこの優勝候補の筆頭ともいわれている履正社高校と寺島投手をはじめとする注目選手についてまとめていきます。


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寺島成輝投手はどこがすごいのか?

履正社 優勝候補 注目選手 寺島 山口 安田
寺島投手は最速149km/hの速球を武器に、高い奪三振率を誇ります。


最速149km/hは当然、速いわけですが今年のドラフト候補に上げられている投手の中にはもっと速い球を投げる投手もいます。


そんな中で、寺島投手の本当の凄さは”球のキレ”だと言われています。


昨年からテーマにしてきたのは、「来ると分かっていても打てない真っすぐ」


まさに、大阪大会ではこれを体現したかのようなピッチングでした。その証拠にベスト8をかけて戦った古豪・大体大浪商との試合では13奪三振を奪っていますが、そのうちなんと12個はストレートで三振を奪っています。


また、今年投げた公式戦はすべて2失点以内で、その安定感も魅力の1つです。


変化球にはまだ改善の余地がありますが、プロ野球のスカウトからの評価も高く、「一軍の戦力になるまでそう時間はかからない」との見方も出ています。


そして、実は学業も優秀で高2の頃は5段階評価で平均4.8。冷静に自分を見つめられる、そんなクールな一面も持っているのかもしれませんね。


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寺島投手だけではない! 控え投手と4番バッターに注目!


履正社には寺島投手以外にも注目選手がいます。


まずは控え投手である山口裕次郎投手

履正社 優勝候補 注目選手 寺島 山口 安田
寺島投手と同じサウスポーで、球速もMAX145km/h


大阪大会では24イニング投げており、寺島投手の29イニングに匹敵する数字です。


コントロールも安定しており、1試合平均での与四死球が1.5。エースである寺島投手を適度に休ませながら、勝ち上がってきた履正社は非常に総合力の高いチームといえるのではないでしょうか。


寺島投手がプロ注目ということで注目が集まっていますが、この山口投手も普通ならどこでもエース級…と言うよりは、十分すぎるほど超高校級の投手の一人です。


2人の好投手が揃っているのは、まるで昨年夏の甲子園を制覇した東海大相模の小笠原投手(現中日)と吉田投手(現オリックス)のようです。


そして、もう一人の注目選手は2年生で4番サードを務める安田尚憲選手

履正社 優勝候補 注目選手 寺島 山口 安田

188㎝92㎏の恵まれた身体を持ち、どっしりとした構えで「打ちそうな雰囲気」を持っている選手です。


打球の角度がよく、ホームランも今年に入ってから29本と量産しており、通算は38HR。同じ左打ちで履正社出身のT岡田選手(現オリックス)を目標にしているようです。


大阪大会では打率・520、15打点、2本塁打と大活躍しています。


ちなみに、履正社といえば今はヤクルトの山田哲人選手ですが、山田選手の高校3年時の夏の大会通算は、打率・413、13打点、1本塁打となっており、数字上は山田選手を上回る数字を残しています。


甲子園の浜風に負けない、鋭い打球をぜひ見てみたいですね。


2016年夏の甲子園大会では、「西の横綱・履正社、東の横綱・横浜」…というように、どちらも優勝候補筆頭と言われ、どちらもドラフト1位確実とも言われている寺島投手、藤平投手と好投手を擁しています


どちらも好投手に注目が集まりますが、実は打者の方でも中軸を打つ履正社の安田選手、そして、横浜の増田珠選手2年生の注目スラッガーがいます。


今年の甲子園も大いに盛り上がりそうな予感です!


自分たちの力を発揮できれば優勝候補筆頭!


今回は履正社高校についてまとめてみました。


大阪大会では圧倒的な力で勝ち上がり、甲子園の舞台を踏みます。


優勝候補筆頭ともいわれていますが、不安材料がないわけではありません。


それは大舞台での経験値…


野球の名門、履正社高校というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、実は夏の甲子園ではまだ1勝しかしていないのです。それが、山田哲人選手を擁して戦った2010年の第92回大会の天理から上げた勝利です。


また、今年の春のセンバツにも出場できていません。


甲子園という大舞台を前に履正社の選手たちが、自分たちの力を発揮できるか…。


そこにも注目をしていきたいと思います。


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