2016年のプロ野球も後半戦に差し掛かっていますが、そんな中で大活躍をしている選手やFA権の取得が話題になる選手も多数います。
しかし、
華々しい報道が溢れる中で思うように結果が残せない選手もいるのです。
中でもベテラン選手については、思うような成績が残せない場合は「引退」の二文字が視野に入ってくる選手もいます。
そこで、
今回は少し気が早いですが今シーズン限りでユニフォームを脱ぐ可能性のある選手を予想してみたいと思います。
関連記事:プロ野球選手出身校ランキング!歴代で一番多く輩出した高校はどこ?
海を越えても変わらぬ男気!悲願のリーグ制覇を節目にするか!?
2016年シーズン絶好調のカープを支えている投手と言っても過言ではない活躍を見せている黒田博樹選手ですが、今シーズン限りで引退ということも十分に考えられます。
もちろん投げているボールを見れば、まだまだ一級品のボールを投げていますので力は衰えていないことがわかります。
2015年オフにも引退か現役続行かで揺れていたという経緯もあるため、もしカープが悲願のリーグ優勝を果たした場合はそれを花道に引退ということも十分に考えられます。
2000年代のセ・リーグを支えたエースの引退には寂しいものがありますが、カープの活躍次第で引退ということも十分に考えられます。
31年振りの快挙を支えた繋ぎの4番!現役は今季限りか?
2005年のプロ野球界は千葉ロッテマリーンズ一色でした。
CSでソフトバンクを下し、その勢いのままに日本シリーズも4連勝で日本一と一気にプロ野球界の頂点に立つ快進撃を見せていました。
そんな2005年のロッテの中心に座っていたのが「繋ぎの4番」と称されたサブロー選手です。
勝負強い打撃と堅実な守備が武器の走攻守三拍子揃った選手でしたが、決してホームランを連発する選手ではありませんでした。
それでも主砲のイ・スンヨプを押し退けてチームの中心に座り当時のロッテを引っ張る活躍を見せていました。
しかし近年は思ったような結果を残すことができていません。
チームの外野には角中選手、岡田選手、清田選手達が躍動し、徐々にサブロー選手の出番は減少してきています。
侍ジャパンでの活躍や、日本シリーズでの印象に残る活躍の数々がファンの心に強く残っていると思いますが、2016年は今のところ一軍出場はありません。
若手の台頭もあるため、名残惜しいですが引退を表明するかもしれません。
世界のエースと共にチームを支えた技巧派左腕!限界が訪れたのか?
2006年、新庄剛志選手がシーズン中のヒーローインタビューの場で引退を表明しました。
その引退表明を受けて北海道日本ハムファイターズは見事に日本一に輝き新庄選手に最高の花道を用意することができました。
そのシーズンにプロ野球選手としてのキャリアをスタートさせたのが武田勝投手です。
2006年のルーキーイヤーに5勝を上げ、日本シリーズでも勝利投手に輝くなど、華々しい活躍と共にプロ野球選手としての一歩目を踏み出しました。
変則的なフォームから、決して速いとは言えないボールを投げていましたが、ストレートの切れ味は抜群であり、そのストレートをコーナーに制球し強打者が揃うパ・リーグの打者たちを手玉に取りました。
2011年までチームには世界のエースであるダルビッシュ有投手が在籍していましたが、そのダルビッシュ有と共に日本ハムを3度のリーグ優勝に導きました。
右のエースはダルビッシュ投手でしたが、左腕のエースは間違いなく武田勝投手でした。
しかし、
ここ数年は打ち込まれる場面が目立ち、チームのローテーションにも若手が次々に台頭してきており、武田勝投手に登板の機会が巡ってきません。
大幅な減俸を乗り越えての現役続行でしたが、2016年シーズン限りでユニフォームを脱ぐかもしれません。
関連記事:山田哲人の2016成績を比較!イチロー級!?歴代選手と比べてどう?
1998年の栄光を知る球界最年長投手!コーチ専任になるのか?
1998年、甲子園は横浜高校の劇的な優勝で幕を閉じ、プロ野球界は横浜ベイスターズが日本一に輝く横浜イヤーとなりました。
しかし、
当時のチームで活躍をし、現在でも現役なのは横浜DeNAベイスターズに所属する三浦大輔投手だけになりました。
この年の優勝以降、ベイスターズはリーグ優勝を果たしていませんが、三浦大輔投手の存在はファンの間でも強く印象に残っていると思います。
暗黒時代を一人で牽引しただけでなく、FA権取得時にも阪神からの熱烈なオファーを断りチームに残留しました。
ベイスターズ自体があまり強くなかった時期が長いため「他球団で投げていれば200勝できたのでは?」という質問を受けたのですが、
「関係ない。俺はベイスターズの三浦」
と即答する男気を見せました。
精密機械と呼ばれるコントロールは球界屈指ですが、近年は結果を残すことができていません。
ここ数年は夏場のチームが苦しい時期に一軍のマウンドに立って勝利を挙げていましたが、2016年初登板となった中日戦で滅多打ちをくらい、再び二軍へ戻っていきました。
チーム事情で再度登板する機会は訪れると思いますが、その時の結果次第では現役を引退し、コーチに専念する可能性もあります。
選手の引退は時代の移り変わりを感じさせる
いかがでしょうか?今回は2016年シーズン限りで引退をする可能性がある選手を数人ピックアップしてみました。
誰しもが2000年代のプロ野球を支えた名選手です。
それぞれの選手が見せた全盛期の輝きは何年経っても忘れることができないものです。
10年20年先にも語り合える活躍をファンに披露していたのは間違いありません。
引退を表明する選手の裏で、プロ野球界に足を踏み入れる選手、チームやリーグを代表する選手と呼ばれるまで躍進する若手選手が登場します。
選手が引退するというのは非常に寂しく思いますが、新たな時代がスタートをするということでもあると感じます。
関連記事:城島健司の現在の髪型が…釣りのせい!?引退して趣味に走った結果ww