2018年のプロ野球の注目と言ったら清宮幸太郎選手ですね。
自主トレを開始してから、清宮選手の動向が連日報道されているほどに注目されており、新たなスターの誕生を感じさせてくれます。
キャンプまで残り1週間となりましたが、キャンプインしたらますます清宮選手の動向が注目されるようになるでしょう。
しかし、2018年の新人選手は清宮選手だけではありません。
2018年の新人選手はハイレベルで清宮選手以外にも有望な選手達が沢山います。
今回はそんな清宮選手が所属しているパ・リーグの新人王を予想してみたいと思います。
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2018年パ・リーグ新人王の第一候補は近藤弘樹と予想!

パ・リーグの新人王候補の一番手は東北楽天ゴールデンイーグルスの近藤弘樹選手としました。
岡山商科大学出身の大卒右腕投手です。
最速153km/hの速球を武器に、スライダーやチェンジアップで打者を翻弄します。
特に速球の質は非常に良く、速球で空振りを取れるタイプの投手です。
中国六大学野球の通算成績は29勝22敗、防御率1.23と非常にレベルの高い成績を記録しており、奪三振率も10を超えるほどの数値となっています。
まさに本格派といった投手でしょう。
その攻める投球は、現在の楽天イーグルスのエースである則本選手に似ており、近藤弘樹選手も憧れている存在のようです。
則本選手は1年目で開幕投手を務め、15勝を挙げ、新人王のタイトルを獲得。
さすがに15勝は難しいと思いますが、ローテーションを守れれば、二けた勝利が出来る素材だと思います。
以上の理由から新人王候補一番手を近藤弘樹選手としました。
2018年パ・リーグ新人王の第二候補は田嶋大樹と予想!

パ・リーグの新人王候補の二番手はオリックスバファローズの田嶋大樹選手としました。
JR東日本の社会人左腕投手です。
最速152km/hの速球を持っていますが、常時140~145km/hの速球を丁寧に低めに集め、スライダーやカーブで打者を打ち取っていきます。
速球ももちろん素晴らしいものがありますが、それ以上の投球術があるので、どちらかといえば技巧派といったタイプでしょう。
低めに丁寧に投げるといった投球スタイルなので、四死球率は3.0前後と数値自体は平均的ですが、四球で崩れるといったことは無く、制球自体は非常に良いです。
現役のプロ野球選手で言ったらソフトバンクホークスの和田毅選手に近いスタイルですね。
一つ課題となっているのは右打者への落ちる球でしょう。
フォークボールを投げていますが、高めに浮く場面があり空振りを取れるほどではありません。
右打者への外角に落ちていく球で空振りが獲れるようになると、かなり投球の幅が広がり、二桁勝利も見えてくると思います。
以上の理由から新人王候補二番手を田嶋大樹選手としました。
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2018年パ・リーグ新人王の第三候補は清宮幸太郎と予想!

パ・リーグの新人王候補の三番手は北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手としました。
皆さんご存知の早稲田実業高校の左打ち内野手です。
なんといっても高校通算111本塁打の史上最多記録保持者で、2017年ドラフトでは高校生史上最多タイの7球団の競合でした。
高校公式戦の通算成績は53試合で打率.463、27本塁打と2試合に1本以上のホームランを放っていることになります。
さらに四死球数は57となっており、1試合に1つ以上の四死球があり、選球眼が非常に良いことがわかりますね。
2017年ドラフトで横浜DeNAベイスターズに指名された櫻井周斗選手に1試合5三振をしたことで話題となりましたが、それでも三振数が15しかないところを見ると、大振りしてホームランが多いということではないことがわかります。
これらの成績から見えるのは、もちろんホームランを打てることが最大の特徴ですが、パワーあるというよりはボールを見る技術が非常に高いという事で、より高いレベルの野球でも通用する可能性が高いという事ですね。
それでも高校生野手で活躍するというのは非常に難しいことで、あの松井秀喜選手でも11本塁打しか打てませんでした。
さらに、東京ドームより広い札幌ドームを拠点としているので、さらにホームランが出にくい状況であることは間違えありません。
フル出場すればある程度の打率は残せそうですが、二桁ホームランを記録するのは厳しいのではないでしょうか?
これらの理由から新人王候補三番手を清宮幸太郎選手としました。
2018年パ・リーグ新人王はどうなる?

以上が2018年パ・リーグの新人王候補の予想でした。
ご紹介した近藤選手が新人王に一番近いと予想しましたが、田嶋選手も対右打者対策がキャンプ中にモノになればいい勝負をしそうで、パ・リーグはこの二人が頭一つ抜けていそうですね。
ただ、やはり一番の注目は清宮幸太郎選手でしょう。
今シーズンから多くの出場機会があると思いますので、そこそこの活躍は出来そうですが、近藤選手や田嶋選手以上の活躍となると非常に厳しいのでは?と感じます。
他にも千葉ロッテの安田尚憲選手や、昨年のルーキーである西武ライオンズの今井達也選手なども非常に面白い素材が多くいますね。
2017年は西武ライオンズの源田選手が新人最多安打記録歴代2位の155安打を放ち、新人王を獲得しましたが、2018年はどんな選手が活躍してくれるのでしょうか?
2018年シーズンの新人王争いに注目しましょう!
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