早いものでプロ野球シーズンも大詰めを迎えて、セリーグは広島、パリーグはソフトバンクが既にリーグ優勝を成し遂げました。

ですが、まだCSの行方は分からず。CS、つまり「クライマックスシリーズ」のことですね。MLBで言えば、ポストシーズンのようなものでしょうか。

では、今回はCSとはそもそもルールの仕組みはどうなっているのか、また延長戦や引き分け、雨の場合などはどうなるのかという疑問について、解説してみたいと思います。


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クライマックスシリーズとは?ルールを解説



日本のプロ野球では、2007年から本格的に導入された(それ以前に、2003~2006年の間パリーグのみで似たような形式で行われていた経緯がある)クライマックスシリーズとは、リーグ内で上位3チームによって日本シリーズ進出をかけて行われる、言わば「勝ち抜き戦」なようなもので、当然日本シリーズと同じく短期決戦となります。

基本ルールは、まずファーストステージで2位と3位のチームが対決。2位チームの本拠地で行われます。

アドバンテージはなく、先に2勝した方がファイナルステージでリーグ1位のチームと戦うことになる…ということですね。

ファイナルステージが行われるのは1位のチームの本拠地で、1位のチームにはまず1勝のアドバンテージが与えられる形で第1戦を迎えます。(リーグ優勝したチームはアドバンテージの1勝も含んで)先に4勝した方が、日本シリーズ進出となります。

クライマックスシリーズについては賛否両論ありますが、3位のチームが日本シリーズに出場することもあるため、「下克上」と称されることもありますね。

そのためかはわかりませんが、クライマックスシリーズが定着して今年で10年になりますが、リーグ優勝を果たしたチームも、シーズン終了が目前になるにつれて、次の段階であるファイナルステージへの調整を行っていることが殆どになっています。

また、3,4位争いなど最後までCS進出をかけた戦いが終盤まで見られることが多く、この10年ですっかり定着したと言えますね。


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クライマックスシリーズ・延長戦や引き分け・雨天中止の時はどうなるの?



では、クライマックスで延長戦や引き分け、雨天中止の時の規定はどのようになっているのでしょうか。

まず、延長戦の時ですが、延長戦に関しては公式戦と同じく、セ・パともに12回までとなります。ですから、12回で決着がつかなかった場合は引き分け、再試合は無しということになります。

雨天中止の場合は、ファーストステージの場合1日、ファイナルステージの場合は2日予備日を設けてありますが、それ以上はありません。

では、引き分けや雨天中止で、決着がつかなかった場合はどうなるのか?

…ということですが、

この場合はリーグで順位が上だった方が先に進むというルールになっています。

例えば、ファーストステージで1勝1敗1分だった場合、1勝1敗や0勝0敗2分などになり、雨で2日流れた場合などのケースでは、ファイナルステージに進めるのは2位のチームです。

ファイナルステージで3勝3敗1分だった場合、また3勝3敗で雨天順延で予備日が消化されてしまった場合なども、リーグ優勝した方のチームが日本シリーズに進出する、ということになるわけですね。


まとめ


クライマックスシリーズといっても、意外と延長や再試合があるのか、引き分けで決着がつかなかった場合、雨天だった場合など、知らない部分が多い事もあったのではないでしょうか?

また、短期決戦ならではのチームの采配なども気になるところで、同時に楽しみなところでもあります。

クライマックスシリーズはその存在自体が問題視される傾向もありますが、最後までプロ野球を楽しみたい、また3位までに入ったチームの中で、どのチーム同士で日本シリーズをやるのか楽しみな点もありますので、これは様々な見方があると言えるのではないでしょうか。


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