2015年シーズンも期待されながら結果を残すことができなかった斎藤佑樹選手。果たしてドラ1入団の戦力外通告は迫ってきているのだろうか…。ハンカチ王子の復活はあり得るのだろうか…。
斎藤佑樹に迫りくる戦力外通告…
2015年シーズンもたいした働きができないまま、終了した斎藤選手。今シーズン残した成績を見てみると、
登板回数12 1勝3敗 投球回数42 防御5.74
…という成績に終わった。
去年に対して、登板回数(去年は6)、投球回数は倍近く(去年は26)に増えたものの、言っても上記のような復活したとは言えない寂しい数字である…。
ここ3年は故障もあり、成績が残せていない斎藤選手。気づけば27歳…来季で6年目を迎えることになるわけだが、果たして来季があるのだろうか…。
戦力外…もしくはトレードがあるのでは?…との声が聞こえてきているが…果たして一体…。
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ハンカチだけじゃない!実績はあるのだが…
斎藤佑樹選手と言えば、マウンドでポケットからハンカチを取り出し、汗を拭う姿から、『ハンカチ王子』と呼ばれ甲子園で大フィーバーを起こしたのはご存知でしょう。ルックスもイケメンで多くのファンが誕生し、一躍『時の人』になったのは記憶に新しい。
そんな斎藤選手は、「実力もないのに人気だけでプロに入れた…」というようなことをいう、言わば「アンチ斎藤」も数多く存在する。
それはさておき、果たして本当に実力がないままプロに入ったのだろうか?…。
斎藤選手が残した実績を見てみると、
早稲田実業高校時代、今も受け継がれる甲子園での名勝負に必ずと言っていいほど上がってくる、田中将大選手との『延長15回引き分け再試合』を、制しての優勝投手。
早稲田大学に進学してからは、一年生でいきなり開幕投手を務め、勝利。1年生で春の開幕投手を務め、勝利したのは実に80年ぶりの出来事。1年生投手として、史上初のベストナインにも選ばれるている。
この年、全日本大学選手権(大学野球においておそらく1、2を争う大きな全国規模の大会。高校野球で言うならば甲子園みたいなもの)で、1年生で史上初のMVPを獲得。
日本代表にも選ばれ、1年生投手として、こちらも史上初の勝利を挙げている。
4年生の時はリーグ優勝、大学日本一。
そして、
東京六大学野球史上6人目となる、通算30勝300奪三振を達成した。
ちなみに、
大学野球の日本代表というのは、世界大学野球選手権大会と、日米大学野球選手権大会があるのだが、この両方に4年連続で選ばれたのも史上初である。
人気云々、大学までの斎藤選手が残してきた実績は紛れもなく本物であることはおわかりいただけたでしょう。
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2016年復活はあり得るかのか!?
プロ入り後は確かに結果が残せていないのは確かである。その原因の一つに故障がある。高校、大学時代に投げ過ぎが原因…とも言われているが、
実は、
この故障は、結構やっかいな故障をしているのだ。
2012年、開幕投手を務めたその年の秋頃に発症しているのだが、「右肩の関節唇損傷」という故障だ。
この故障は、ソフトバンクホークスの元エース、斉藤和巳選手を引退に追いやった怪我である。
斉藤和巳選手は手術をしているが、その後6年間地道なリハビリを続けたものの、全盛期のように投げることができず、結局引退している。
斎藤佑樹選手は手術はせず、トレーニング&リハビリでその後、復活し投げているが、果たしてどこまでごまかしごまかしで投げることができるのか…。
2016年、また再発…なんてことがあったら、それこそ一気に引退なんてのも十分ありえる話かもしれない…。
ということでまとめ
正直、戦力外はまだないんじゃないかと思います♪あるとすればトレードですかね…。日本ハムはまだ出さないような気もするんですが…。
それはさておき、
常に人気先行できてしまった斎藤選手ですが、実績は確かに残してきているのは紛れもない事実です♪
そして、数々の大舞台で勝ってきたのも事実です♪
「もってる男」と、自分で言ってしまったのはどうかと思いますが、大舞台に強いのは確かですね♪
そんな斎藤選手は、人気があるあまりアンチも多いですが、これは人気者の宿命ですかね♪
年間通して、個人タイトルをバンバンとるようなことは難しいかもしれませんが、一発勝負のここぞ!という時には力を発揮するタイプなだけに、このまま終わってしまうようならどこか寂しいですね。
ただ…やはりやっかいな怪我を抱えているだけに、今後どうなるかはわかりません…。
が、
『もってる男・斎藤佑樹』の復活を望まずにはいられません♪
もう一度、あの頃の輝きを取り戻して欲しいですね♪