2年連続Bクラスに終わった西武ライオンズ。今年は”野手の外国人”は取らないと言っていたが、その言葉通り、西武は投手の新外国人を獲得した。それも立て続けに2人である。これで投手の戦力は整ったのだろうか?西武の投手事情と合わせてみていこう。
西武ライオンズが補強した新外国人!
まず、一人目が李振昌(リー・チェンチャン)選手だ。台湾出身で今シーズンはメジャーリーグのインディアンスに所属し、主にリリーフとして活躍していた投手だ。身長180cm、体重86kgという体格でサイドスローから投げる150kmの直球と、スライダーが武器の投手のようだ。ちなみにマイナーの試合ではあるが、過去に最速156kmを記録したこともあるとのことだ。
過去には北京オリンピック、第2回WBCなど、台湾代表として国際大会にも選出された実績を持ち、大学卒業後の2008年にインディアンスとマイナー契約を結び、海を渡っている。
1A、2A、3Aと段階を踏んで登って行ったが、2012年には肘を故障し、トミー・ジョン手術を行ったようだ。
その後はリハビリを経て復帰し、メジャーでは2014年の37試合に登板したのがキャリアハイとなっている。そしてこの年は、全部で28イニング投げたのだが、そこで26個の三振を奪うなど奪三振率は高いようだ。救援投手として、奪三振率が高いことはプラスだろう。
そしてもう一人!?
そして、もう一人がアンディ・バンヘッケン選手だ。バンヘッケン選手は、アメリカ出身の36歳になる左投手だ。シアトルマリナーズでプロ生活をスタートさせたが思うように結果が出ず、結局メジャーでは1勝しかできずに終わっている。
その後は、中国の誠泰コブラズ(現米迪亜ティー・レックス)に移籍し、12年からは韓国のネクセン・ヒーローズに移っている。ネクセン・ヒーローズとは、今回プレミアム12でイ・デホ選手と強力な主軸を形成し、今オフメジャー移籍を目指す、今韓国野球界で1番注目を集めている選手と言っていいであろうパク・ビョンホ選手がいるチームだ。
そこに移籍してからは4年連続で2桁勝利を挙げ、14年に至っては20勝を挙げ最多勝投手となっている。今シーズンも15勝を挙げるなど、年齢を感じさせない活躍を見せている。
同じように昨年韓国リーグで活躍していたバンデンハーク選手が、今シーズンソフトバンクホークスで9勝を挙げる活躍をしたところを見ると、ハマればいい成績を残すのではないだろうか。
これで投手は整った!?
ということだが、上記の二人がバンデンハーク選手、サファテ選手のようにしっかりと機能するとすれば、それなりの投手陣になる。西武は昔から若手の育成には定評があるだけに高橋光成選手、誠選手、そしてドラフト1位で取った多和田真三郎選手などが飛躍的に活躍すれば面白い。ソフトバンクの投手陣…とまではいかないが、リーグ2位に食い込める可能性は十分にあると思われる。特に今シーズンの西武の投手事情を見ると、先発投手の弱さが露呈したシーズンだったように思える。さらに、左の先発が菊池雄星選手しかおらず、もう一枚欲しいところであった。そのことから、バンヘッケン選手にかかる期待は特に大きいだろう。
このことから見ても、西武は補強ポイントをピンポイントで補強し、なおかつ、いい人選をしたように思える。あとは選手が期待に応えてくれるかどうかだろう。
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ということでまとめ
2年連続でBクラスに終わった西武ライオンズですが、来シーズンは面白いかもしれませんよ♪鈴木鈴木本部長が「投手を後一人とります」と言っていたようなので、西武の来シーズンにかける本気度が伺えますね♪
とにもかくにも李振昌(リー・チェンチャン)選手、バンヘッケン選手には助っ人に見合う活躍をして欲しいですね♪
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