藤浪晋太郎 阪神 肉体改造 球速 成績 160 大谷翔平

2012年秋のドラフトで二人の逸材がプロ野球の世界に足を踏み入れました。


一人目は日米のプロ野球界からの熱視線を一身に集めた160km/h右腕の大谷翔平。


そしてもう一人は長い甲子園の歴史の中で七校しか達成していない春夏連覇を達成した大阪桐蔭高校のエース・藤浪晋太郎。


この怪物とも言える逸材がプロ野球界に登場したことで大きくプロ野球の歴史が変わったとも言えます。


大谷翔平選手はプロ一年目から前人未踏の二刀流でプロ野球の世界に挑み苦戦をしました。


一方の藤浪晋太郎投手はプロ入り一年目の2013年にセ・リーグでは阪神の先輩である江夏豊投手以来の高卒新人投手10勝という記録を達成しました。


一年目こそ苦戦した大谷翔平選手ですが現在は球界を代表するエースにまで成長していますが、その一方で藤浪晋太郎投手はプロ入り四年目の2016年に入団以来継続していた連続の二桁勝利が途絶えるなど苦しむシーズンとなってしましました。


そんな藤浪晋太郎投手ですが2016年オフに肉体改造に着手して飛躍を目指しています。


肉体改造はいい影響を生むのでしょうか?


球界を代表する投手に成長する可能性を秘めた逸材に迫ります。


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最速160km/hの阪神・藤浪晋太郎!これまで残してきた成績は!?


藤浪晋太郎 阪神 肉体改造 球速 成績 160 大谷翔平

前述の通り藤浪晋太郎投手は大阪桐蔭高校で春夏連覇の偉業を達成し注目の投手としてプロ野球界に乗り込みました。


その期待通りプロ入り一年目の2013年にいきなり10勝を達成し、プロ入り三年目の2015年には奪三振王のタイトルを獲得するなど順風満帆な野球人生を送ってきました。


藤浪晋太郎投手がプロ入り後に残してきた成績は以下の通りです。



プロ入り後からまさに見事な成績を残しており、特に目を引くのはイニング以上の奪三振です。


しかし一方で藤浪晋太郎投手は四死球が非常に多いため被安打が少ないのにも関わらずWHIPについては特筆した数字を残すことが出来ていません。


2015年シーズン後に故障を訴えた経緯もありますが、藤浪晋太郎投手は2016年に成績を大きく落としています。


球速に関しては2016年に自己最速を2km/h更新する160km/hを計測しているのにも関わらず成績が悪化しています。


何か要因があるのでしょうか?


藤浪晋太郎が成績を落とした原因は!?肉体改造を決意した理由が隠れている!?


藤浪晋太郎 阪神 肉体改造 球速 成績 160 大谷翔平

まず、2016年の藤浪晋太郎投手は四死球率、奪三振率ともに前年までと比較しても特筆するほど悪化はしていないのです。


その他被打率も2015年が.223で2016年は.237と優秀な数値です。


そしてストレートの平均球速も2015年が150.6km/hで2016年は149.2km/hとこちらも多少落ちていますがかなりの水準です。


春先の160球という事件もありましたが、投じているボールや投球内容に変化はあまりなさそうです。


しかし、


2015年と2016年を比較する中で藤浪晋太郎投手の投球に若干ながら変化が見えてきました。


それは藤浪晋太郎投手のボールを相手打者が捉えた時の打球の傾向です。


実は奪三振王のタイトルを獲得した2015年のゴロボール率が54.3%だったのですが2016年は58.6%と上昇しています。


つまり、藤浪晋太郎投手は高い奪三振率を維持しつつも相手打者をゴロに打ち取る場面が増えているということがわかります。


にも関わらず防御率等が悪化している原因は何でしょうか?それは阪神の守備にあると言えます。


守備範囲を示す指標であるUZRが阪神は大きく悪化しているのです。


なん2015年は-11.7に収まっていたのが2016年には-30.6になっています。


全ポジションでの総合数値なので一概には言えないかも知れませんが、藤浪晋太郎投手が相手打者をゴロに打ち取ったとしても前年まで守備陣がアウトにしていた打球がヒットになる場面が増えているとも言えます。


もちろん更なる飛躍を目指しての肉体改造だとは思いますが運や守備に影響されない三振を増やすために肉体改造に着手したのかも知れません。


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藤浪晋太郎の肉体改造は危険!?160km/h越えの代償はあるのか!?


藤浪晋太郎 阪神 肉体改造 球速 成績 160 大谷翔平

肉体改造を行う選手は近年急激に増加しています。


多くの選手は最大値の拡大よりも平均値の向上に向けて肉体改造に取り組んでいます。


その一方で許容量以上の筋力をつけてしまし故障をする選手がいるという背景もあります。


そういった肉体改造に対して世界の安打製造機・イチロー選手がかつて語っていました。

「体重を3kg増やしただけで身体全体のバランスが崩れた」

「ライオンはトレーニングをしなくても強い」

原文のままではありませんが、人間には持って生まれたバランスがあるということと屈強なライオンはトレーニングをしなくても強いということを語っていました。


しかし、


現在の藤浪晋太郎投手の身長と体重は藤浪晋太郎投手がベストなパフォーマンスを発揮できるバランスなのでしょうか?


同期の大谷翔平投手は身長193cmですが、2015年オフに100kgの大台に乗せるまでに肉体改造をすることで自己最速を2km/h更新しました。


対して藤浪晋太郎投手は197cmの高身長で93kg前後の体重です。


抜群のスタイルを持っているので細身には見えますが、まだまだバランスを維持しつつも増量できるのではないでしょうか?


現に高校時代には153km/hだったストレートが93kg前後まで増量した現在は160km/hにまでアップしています。


極度の増量は怪我に繋がるかもしれませんが、藤浪晋太郎投手はまだまだストレートを追求するために増量をするべきなのかもしれません。

藤浪晋太郎は大谷翔平に並べるか!?肉体改造で更なる飛躍を目指す!


藤浪晋太郎 阪神 肉体改造 球速 成績 160 大谷翔平

今回は球界の至宝・藤浪晋太郎投手の肉体改造に注目してみました。


同期でありライバルでもある大谷翔平選手と比較される場面が目立ちますが、藤浪晋太郎投手も十分に成長をしていると言えます。


まだまだ投球スタイルには改善の余地もあり更なる飛躍が期待できそうです。


大谷翔平選手は肉体改造の成果もあり2016年は大きな飛躍を遂げましたが藤浪晋太郎投手もそれに続くことができるでしょうか?


2016年に味わった悔しい想いを超えていけるるでしょうか?


藤浪晋太郎投手の2017年シーズンに注目です。


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