2017年の菅野智之選手の活躍は凄かったですね!
3月に開催されたWBCでは準決勝で対戦した強力打線のアメリカ代表を6回1失点に抑え、メジャーリーグ関係者から非常に高い評価を受けました。
シーズンに入ってもこの勢いは衰えず、5月、7月、9・10月の月間MVPを獲得となりました。ちなみに、年間3度の月間MVPの獲得は読売ジャイアンツ史上初の快挙となっています。
最終的にも、結果、25試合の登板で17勝5敗、防御率1.59で最多勝と最優秀防御率のタイトルを獲得するほどの成績を納めました。
10月30日には自身初の沢村賞にも輝き、名実ともに日本球界でNo.1の投手と言ってもいいほどの活躍ぶりでしたね
。
今回はそんな菅野智之選手の2018年の年俸予想やメジャー移籍の可能性について迫りたいと思います。
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菅野智之の2018年の年俸は?

菅野智之選手の2018年の年俸は、ずばり!1億5000万円UPの3億円8000万円と予想しています。
ちなみに、2016年の年俸は1億3000万円で、この年26試合に登板して9勝6敗、防御率2.01と最優秀防御率と最多奪三振のタイトルを獲得し、2017年の年俸は1億円Upの2億3000万円となっていますね。
2017年シーズンは昨シーズンの成績よりもさらに良く、沢村賞まで獲得しているので昨年以上のUP幅は間違えないでしょう。
ただ、これだけだとちょっと読めないので参考になりそうな選手を探してみました。
1人目は、現在ヤンキースで活躍する田中将大選手です。
2011年は年俸2億円で、この年27試合に登板し、19勝5敗、防御率1.27で最多勝利、最優秀防御率、最高勝率のタイトル、さらに沢村賞も獲得しています。この成績から2012年の年俸は1億2000万円UPの3億2000万円となっていますね。
二人目は、昨シーズンまで広島東洋カープで活躍していた黒田博樹選手です。
2006年の年俸は2億円で、この年26試合に登板して13勝6敗、防御率1.85で最優秀防御率のタイトルを獲得。この成績から2007年の年俸は1億円UPの3億円となっています。
この二人の「年俸2億円でタイトル獲得するほどの好成績」という点は今回の菅野智之選手に似ていますね。
さらに菅野選手が資金力の豊富な読売ジャイアンツであることを考慮し、年俸のUP幅を1億5000万円と予想しました。
この様な理由で、2018年の菅野智之選手の年俸を3億8000万円と予想してみましたが、いかがでしょうか。
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菅野智之のメジャー移籍の可能性はある?

とこで気になるのは、「将来的には、菅野選手もメジャー移籍の可能性はあるのか?」と、いうことではないでしょうか。
あくまで個人的な意見ですが、ずばり!菅野智之選手の直近のメジャー移籍の可能性は低いと予想しています。
その理由は2つです。
まず、1点目は菅野智之選手がかなりの読売ジャイアンツファンであるということ。
2012年のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズの1位指名を蹴って浪人してまで、読売ジャイアンツに入団しています。叔父である原監督が当初いたから…かもいしれませんが、それほど読売ジャイアンツが好きだということがわかりますね。
2点目は、読売ジャイアンツがポスティングシステムを認めていないことが挙げられます。
清宮選手のドラフトでも話題になりましたが、読売ジャイアンツは球団としてポスティングによるメジャー移籍は認めておらず、過去にポスティングシステムを行使した選手はいません。
ポスティングシステムが行使できないとなると残す道は海外FA権の行使しかないですよね。…では、菅野智之選手が海外FA権有資格者になるには…というと、最短で4年かかることになります。
つまり、最低でも2021年までは読売ジャイアンツのユニフォームを着ることは確実ということです。
以上の理由から菅野智之選手の直近でのメジャー移籍は無いと予想できます。ただ、海外FA権を獲得した21年ごろにどうなっているかによっては、ひょっとしたらメジャー挑戦もあるかもしれませんね。
菅野智之のメジャーでの活躍を見てみたい?

今や日本球界No.1投手と言っていいほど成長した菅野智之選手。
WBCのオールスター級のスターを揃えたアメリカ代表相手に6回3安打1失点の快投は、アメリカ代表監督もその投球を絶賛し、アメリカでも話題になりました。
そんな投球をメジャーリーグでも見てみたいと思った野球ファンの方も多くいたでしょう!
現時点でのメジャー移籍の可能性は低そうですが、いつか菅野智之選手がメジャーで活躍する姿も見てみたいものですね。
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