2014年ドラフト3位で巨人に入団すると、最速150キロにも迫る直球と独特の変化をするスライダーを武器に昨年新人ながら9勝を挙げ、今シーズンも先発ローテの一角として活躍するジャイアンツ・高木勇人投手


マウンド度胸満点の強気のピッチングが持ち味の投手ですが、そんな高木投手、性格面でも何かと話題になることが多い選手でもあります。


自身開幕からの4連勝を飾った試合でのヒーローインタビューで「寮に帰ってオムハヤシを食べます!」と言い放った姿を覚えている方は多いのではないでしょうか。


高木選手は普段からこういう性格なのか?他にもヒーローインタビューで残した名言があったような…?今回はジャイアンツ期待の若手、高木勇人投手の様々なエピソードについてお伝えします。


伝説の「オムハヤシ」インタビュー映像はこちら♪





高木選手って実は苦労人?どんな選手?


先にも挙げた「オムハヤシ」インタビューで巨人ファンのみならず12球団のファンに強い印象を与えた高木投手。


この時の発言などを考えると、普段からこういう自由奔放な性格をしているのか?と考えるところですが、実際のところはどうなのでしょうか。まずは、高木選手の経歴から辿ってみましょう。


高木投手は2014年ドラフトの現在2年目で、年齢は今年で27歳。三重・海星高校を卒業後社会人野球三菱重工名古屋に7年間在籍してのプロ入りでした。


海星高校卒業当時からプロ志向があり、当時もプロ志望届を出すも指名がなく社会人野球の道へ進んだ、という経緯があったそうです。三菱重工名古屋入社後も最速153キロの直球を武器に活躍し、都市対抗野球にも6度出場。


幾度となくドラフト候補に挙げられてきたのですが、制球の不安定さなどを理由に指名を見送られることが続いていました。


しかし2014年、その課題の制球面が劇的に向上し、巨人からドラフト3位での指名を受けてついに念願かなってのプロ入りとなった、という経歴をたどっています。


プロ入りまでのキャリアを見ればわかる通り、一般的に言えばかなりの「苦労人」の投手のようです。チームを引っ張りながら年々実力を伸ばし、課題を克服してついに夢を叶える、という経歴は、どこか朴訥で職人気質な選手をイメージさせるところがあり、こう言っては失礼かもしれませんが、前述のインタビューから想像する性格とはなかなか結び付かないように思います。


それでは実際の高木選手の性格は一体どういったものなのでしょうか?


高木選手の性格って?天然?


高木選手の社会人時代の恩師が語ったエピソードが、その一面を示しています。


そのエピソードとは、入社当時まだ体重が60キロ前後しかなかった高木選手に、監督が「もっと食事にこだわれ」「お菓子を食べるくらいなら、(栄養価の高い)黒豆でも食べろ!」と注意したことがあったそうで、それを聞いた高木選手は次の日から黒豆を瓶に詰めて持ち歩くようになった、というものです。


いくら監督から注意を受けたからと言って、すぐにそのまま行動を改める、というのはなかなかできるものではありません。監督はこの逸話から高木選手の性格を「愚直なまでに素直」と形容していますが、それだけではなく、非常に野球に対して真摯な性格だということも分かります。


こうした性格も幸いし、すぐにトレーニングや食事の意識を改めた高木選手は、社会人時代の7年間で実に25キロもの増量に成功。球威やスタミナと言った能力も向上し、現在では178センチ88キロという堂々たる体格を手に入れています。


インタビューから受ける印象だけで言えば、天然というか、つかみどころのないイメージを抱いてしまいがちですが、実際の高木選手は、いい意味で素直かつまじめな性格の選手であるようです。


ちなみに高木選手は現在も黒豆が大好物で、毎年のキャンプにも黒豆を持参して乗り込んでいる、とのことです。



まだまだある!高木選手のインタビュー語録


また、前述の社会人時代の恩師は、高木選手は「人と接するのが好きで、周りにいつも人が集まってくるような性格」とも話していました。ヒーローインタビューなどでファンを笑顔にするようなコメントを残せるのは、高木選手のこうした天性の魅力があってこそなのかもしれません。


既に「オムハヤシ」のインタビューについては紹介しましたが、高木選手のヒーローインタビューにまつわる逸話はこれだけでは終わりません。そこで、ここからは、昨年と今年にかけて高木選手が残した、「ヒーローインタビュー語録」を紹介したいと思います。


・「アピールポイントは何ですか?」と聞かれ、「僕は僕です!」と返した


こちらも非常に有名な逸話で、高木選手と聞いてこちらのインタビューを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。


高木選手が昨年3・4月度の月間MVPを受賞した際に、「僕は僕です」と書かれた記念Tシャツが発売されるなど、球団からもこれは高木選手の代名詞的なフレーズとして扱われています。


実はこの答えを言ったとき、インタビュアーの蛯原アナウンサーが少し早口で質問をしたため、よく聞き取れなかったことからこの答えになったようで、ある意味では偶然が生んだ名言ともいえるかもしれません。

・客席に向かって「お父さーん!お母さーん!」


こちらは昨年5月24日、高木投手がリーグトップの6勝目を挙げた試合でのヒーローインタビュー。


この日は高木選手のご両親も応援に駆け付けていたとあって、アナウンサーから「ご両親の姿は見つけられましたか?」と質問されると、高木選手はスタンドに向かって「お父さーん!お母さーん」と叫びながら手を振り、しばらく見まわした後「分かんないです」と一言。球場は爆笑の渦に包まれました。


これはまさに高木選手の「人を笑顔にさせる性格」が感じられるエピソードですね。残念ながら姿は見つけられなかったようですが、大観衆の前で呼びかけられ、ご両親の喜びもひとしおだったのではないでしょうか。

その時の映像もあります♪




・「いかがですか?7回2失点」と聞かれ、「7回2失点です!」と答えた


こちらは今シーズンの話。開幕二戦目の先発マウンドに上がった高木選手は、見事な投球でチームの二連勝に貢献し、お立ち台に上がることになりました。


その際のインタビューもなかなかユニークなものであったようで、上に書いた受け答え以外にも、「去年より今年の方が期待もかかってきたのではないですか?」「去年より疲れました」「どのあたりがその疲れになったのでしょうか?」「えー…、はい、疲れました!」というやり取りがあったり、その日のヒーローに渡されるジャビットくん人形の耳をわしづかみにして持っていたりと、今年も高木投手の独特な雰囲気を持ったインタビューは健在のようです。


その時の映像がこちら♪




まとめ


今シーズンはここまで若干不安定な投球も多く、思ったような成績を残せていない高木投手ですが、ぜひ今後実力を発揮して、魅力たっぷりのヒーローインタビューを見せてほしいものです。


その投球だけではなく、ヒーローインタビューなどでの発言でも毎回ファンを楽しませてくれる高木選手。


その言葉の一つ一つが人を惹きつけるのは、他人の指摘をしっかりと受け止めすぐに実践できるような、真面目で素直な性格という本質があってこそなのかもしれません。


今後もそんな高木選手の活躍と、その発言・行動の一挙一投足から目が離せません。


 最後までご覧頂き、ありがとうございました♪