8月28日(日本時間29日)にブルージェイズは試合前、青木宣親選手をロースターの40人枠から外し戦力外と発表したことで、地元メディアやファンに衝撃を与えました。地元ネット上では「何故?」とツイッターが炎上するという事態にまで発展。

前日にはスタメン出場し、チームが完敗した中でホームランを含む4打数3安打と一人気を吐き、7月31日の期限ギリギリにアストロズから電撃移籍してわずか1ヶ月で戦力外となった事に対して、青木選手本人も「今日とは思っていなかった」と困惑の様子です。

ブルージェイズは今後ウェーバー公示を行うこともあり、青木選手も「とりあえずは待つしかない。(他のチームの)希望があれば」と現在ではメジャーに残留の意向を示しているようですが、ではどこの球団が獲得する可能性があるのでしょうか。

また、今オフ日本球界に復帰する可能性、特に古巣であるヤクルトへの復帰はあるのか?、そうなると背番号はどうなるのか?など、今回は青木選手の今後について推察していきたいと思います。


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青木宣親戦力外で獲得しそうなメジャー球団はあるのか


今年35歳になった青木選手。現在最下位低迷に悩んでいたブルージェイズは、若手、特に投手陣を更に補強するために青木選手をギボンス監督曰く「苦渋の決断」として戦力外にしました。

2012年にメジャーへ挑戦して以来、これまで6球団を渡り歩いてきた青木選手ですが、通算打率は.285と好成績を残し、今季は日米2000本安打を達成しました。

ブルージェイズ移籍後もインフルエンザの影響がありながらも12試合に出場、打率.381、3本塁打と好調を維持してきたものの、突然の戦力外というこのニュースはやはり米球界に驚きを持って伝えられたことでしょう。

35歳という年齢ということもあり、野手には特にパワーと俊足が求められるメジャーとしては厳しいのが現状です。

事実、7月末の期限ギリギリに当時アストロズの青木選手と、ブルージェイズのフランシスコ・リリアーノ投手とのトレードの裏には、リリアーノ投手が高年俸(約1300万ドル)でありながら不調であり、ブルージェイズ側がその放出先を求めていたとも言われていました。

それに、アストロズが年俸約550万ドルの青木選手をいわば「見返り」として交換に応じた、と推察されています。結果的に最下位にあえぐブルージェイズが金銭的に「得をした」という事になります。

では、ブルージェイズにとって青木選手が戦力的に必要であったかというとそれは疑問で、青木選手が好調と言っても他のレギュラー外野陣が軒並み充実しており、若手と投手を優先するというブルージェイズ上層部の意向からも、青木選手はそれに当てはまっているわけではなかったのです。

昨年在籍したマリナーズで不調に苦しんだこともあって、ウェーバーにかけられアストロズが支配権を獲得した経緯もありました。

今回の突然の戦力外がもしなかったとしても、今季限りで事実上の戦力外になっていたという予想は少なからずあったようです。

以上のことを考えると、青木選手のメジャーの移籍先があるかどうかは、五分五分の確率といえるのではないでしょうか。

それでも、これだけの成績を残してきた青木選手に対しては、アメリカ本土のMLBの他球団ファンからもネット上で「アオキ待望論」の声が非常に上がっているのも事実です。

MLBでの古巣であるジャイアンツ、つい1ヶ月前まで在籍していたアストロズなどへの復帰を望むファンの声は多く集まっています。

さらに、外野手に故障者の多いインディアンズなどのファンからも青木選手の去就に注目が集まっているようです。

また、地元紙は青木選手について「彼はすぐにでもトレードの機会を得るだろう」と前向きな報道をしており、今後プレーオフに絡む上位チームが獲得する可能性も十分にあり得ます。

いずれにせよ、今は移籍先がまだ不透明な青木選手。果たしてメジャー残留はあるのでしょうか。


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来季古巣・ヤクルトへの復帰の可能性は?



前出の通り、2012年に渡米した青木選手ですが、今回の戦力外を受けて日本の古巣であるヤクルトも、その動向を注視しているようです。

オフには日本に帰国し、自主トレも神宮外苑で行うなど、今でもヤクルトとは良好な関係を築いている青木選手。

今オフにアメリカから帰国となれば、現ソフトバンクの川崎宗則選手のように古巣に復帰する可能性も、十分にあるのではないかと思われます。

日本球界に復帰となれば、ヤクルトも調査に乗り出す意向は当然あるでしょう。

今季多数の怪我人に悩まされたこともあり、現在最下位に低迷しているヤクルトですが、元々外野手不足が深刻であり、更には今季単年契約であるバレンティン選手の去就も気になるところ。

大型の外国人選手、しかも外野手がもし退団するとなれば、青木選手獲得に動く可能性もあると予想されます。

そのような事情も考えると、青木選手の古巣復帰も考えられなくはないでしょう。

では、仮に青木選手がヤクルトに復帰するとするならば、年俸や背番号はどうなるのでしょうか?

次のページで年俸や背番号について、推測してみました。