熱戦が繰り広げられている夏の甲子園。
この大会が終わると、次は高校野球U18日本代表の戦いが始まります。
今年2016年は、8月30日(火)から台湾で開催される「第11回 BFA U-18アジア選手権」がその戦いの場です。
今回はこの高校野球U18のメンバーについて、今の時点でわかっていることをまとめていきたいと思います。
関連記事:高校野球が甲子園で行われる理由は?東京でなくなぜ大阪?
U18…実はもうすでに候補が発表されている!

高校野球のU18日本代表と聞くと、夏の甲子園が終わってから発表されているというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、
実は春の選抜高校野球が終了した直後の3月31日に、候補選手がすでに発表されているのです。
ちなみに、一次選考の時に発表されていた選手は以下の通りです。
U18日本代表。一次選考時の候補メンバー
(投手)
鈴木昭汰(常総学院)
高橋昂也(花咲徳栄)
早川隆久(木更津総合)
山崎颯一郎(敦賀気比)
藤嶋健人(東邦)
市岡奏馬(龍谷大平安)
村上頌樹(智弁学園)
吉高壮(明石商)
髙田萌生(創志学園)
(捕手)
大沢翔(木更津総合)
古賀優大(明徳義塾)
九鬼隆平(秀岳館)
(内野手)
綿屋樹(鹿児島実)
美濃晃成(高松商)
堀江航平(秀岳館)
吉沢一翔(大阪桐蔭)
林中勇輝(敦賀気比)
米麦圭造(高松商)
松尾大河(秀岳館)
(外野手)
岡田悠希(龍谷大平安)
安西翼(高松商)
福元悠真(智弁学園)
(投手)
鈴木昭汰(常総学院)
高橋昂也(花咲徳栄)
早川隆久(木更津総合)
山崎颯一郎(敦賀気比)
藤嶋健人(東邦)
市岡奏馬(龍谷大平安)
村上頌樹(智弁学園)
吉高壮(明石商)
髙田萌生(創志学園)
(捕手)
大沢翔(木更津総合)
古賀優大(明徳義塾)
九鬼隆平(秀岳館)
(内野手)
綿屋樹(鹿児島実)
美濃晃成(高松商)
堀江航平(秀岳館)
吉沢一翔(大阪桐蔭)
林中勇輝(敦賀気比)
米麦圭造(高松商)
松尾大河(秀岳館)
(外野手)
岡田悠希(龍谷大平安)
安西翼(高松商)
福元悠真(智弁学園)
そして、そのメンバーをよく見てみると、現在行われている2016年夏の甲子園大会で注目選手としてあげられている、横浜高校の藤平尚真投手や履正社高校の寺島成輝投手、さらには甲子園出場とはなりませんでしたが、なにかと話題の早稲田実業高校の2年生清宮幸太郎選手の名前がありません。
どうやら、3月の時点で発表された候補選手たちは”選抜高校野球に出場した選手のみ”が対象になっているようです。
優勝した智弁学園からはエースの村上頌樹投手や外野手の福元悠真選手、その他にも東邦高校の藤嶋健人投手、花咲徳栄高校の高橋昂也投手、創志学園の髙田萌生投手などが名を連ねています。
もちろんこのメンバーでも十分豪華ですが、この夏の甲子園が終わって最終メンバーが発表されるとプロ注目の選手たちがもっと多くなるのかもしれませんね。
追記:正式にU18のメンバーが発表となりました
2016年U18日本代表に選ばれた正式メンバー
監督:小枝守(元拓大紅陵監督)
ヘッドコーチ:大藤敏行(元中京大中京監督)
コーチ:米澤 貴光(関東一監督)
コーチ:東 哲平(敦賀気比監督)
(投手)※学年は全員3年
寺島成輝(履正社)
藤嶋健人(東邦)
堀瑞輝(広島新庄)
早川隆久(木更津総合)
藤平 尚真(横浜)
高橋 昂也(花咲徳栄)
今井 達也(作新学院)
島 孝明(東海大望洋)
(捕手)
九鬼 隆平(秀岳館)
渡辺 雄太(いなべ総合)
(内野手)
小池 航貴(木更津総合)
伊藤 優平(八戸学院光星)
入江 大生(作新学院)
佐藤 勇基(中京大中京)
松尾 大河(秀岳館)
林中 勇輝(敦賀気比)
(外野手)
納 大地(智弁学園)
鈴木 将平(静岡)
監督:小枝守(元拓大紅陵監督)
ヘッドコーチ:大藤敏行(元中京大中京監督)
コーチ:米澤 貴光(関東一監督)
コーチ:東 哲平(敦賀気比監督)
(投手)※学年は全員3年
寺島成輝(履正社)
藤嶋健人(東邦)
堀瑞輝(広島新庄)
早川隆久(木更津総合)
藤平 尚真(横浜)
高橋 昂也(花咲徳栄)
今井 達也(作新学院)
島 孝明(東海大望洋)
(捕手)
九鬼 隆平(秀岳館)
渡辺 雄太(いなべ総合)
(内野手)
小池 航貴(木更津総合)
伊藤 優平(八戸学院光星)
入江 大生(作新学院)
佐藤 勇基(中京大中京)
松尾 大河(秀岳館)
林中 勇輝(敦賀気比)
(外野手)
納 大地(智弁学園)
鈴木 将平(静岡)
一次選考時の時と比べるとだいぶ顔ぶれが変わっていますね^^;
候補はなぜ発表されているのか!?誰が決定したのか?

ただ、この候補選手の発表はなぜ行われたのか”謎”に包まれています。
春先に発表されましたが、その後この候補の選手が集まって試合をする…といったようなことはありませんでした。
そしてもちろん夏の甲子園が終わったあとには改めてメンバー発表が行われます。
ですので、春先に名前が上った選手たちの中でも最終的には選ばれない選手も出てきてしまうことも考えられるんですね…。
もしかしたら何かしら合同練習などはあったのかもしれませんが、一体何のために候補選手が発表されたのか…ちょっとした謎な部分が多いです^^;
もしかしたらU18日本代表というものに少しでも注目を集めたいということだったのかもしれません。
そして、選手の決定方法に関してもすでに発表されている監督(元拓大紅陵高校野球部監督の小枝守氏)や、コーチングスタッフ(ヘッドコーチに元中京大中京監督・大藤敏行氏、コーチに関東第一監督・米澤貴光氏、敦賀気比監督・東哲平氏が選ばれています)が決めているのか、
それとも日本高等学校野球連盟に決定組織があるのか、そのようなこともベールに包まれているため、どうやってU-18の日本代表選手を決定しているのかは残念ながらハッキリとはわかりません。
関連記事:高校野球木製バットの使用規定は?甲子園で使用されたことはある?
タレント豊富!高校日本代表VS大学日本代表にも注目

U18の代表にとって、8月30日(火)に台湾で開幕する「第11回 BFA U-18アジア選手権」が目標の大会ですが、その前に大学日本代表と対戦することが決まっています。
日程は8月27日(土)、場所はQVCマリンフィールドです。
今年は高校生に好投手が非常に豊富だといわれていて、ひょっとしたら大学日本代表に勝利する可能性も大いにあるんではないでしょうか?
ですが、大学側でも昨年は現阪神の高山俊選手などが出場しているなどしていますので、そう簡単にはいかないと思いますが^^;
ではありますが、高校生野手の中にも即プロ入りするような選手も出てくるでしょうし、昨年、1年生ながら選出された早稲田実業の清宮幸太郎選手もメンバー入りする可能性もありますので、なかなか見応えのある試合にはなりそうです!
ドラフト指名での順位や評価にも直結する舞台になりますので、楽しみにしたいと思います。
まとめ
今回は高校野球U18日本代表についてまとめてきました。
甲子園では今なお熱戦が続いていますが、それが終わってからも大きな楽しみが残っていますね!
BIG3と呼ばれる横浜高校の藤平尚真投手、履正社高校の寺島成輝投手、花咲徳栄高校の高橋昂也投手らも選出が予想されますし、早稲田実業の清宮幸太郎選手も選ばれるかもしれません。
昨年のU-18日本代表に選ばれた選手の中でもドラフト1位が4人、計8人の選手がプロ入りするなどしています。
また、
大学進学を選んだ選手もいますが、中にはプロ志望届けを提出していれば、確実に指名された…なんて言われていた選手もいたぐらいです。
今年も好投手をはじめとした選手たちが、この秋のドラフト会議で指名されることでしょう。ドラフトのゆくえを占うにあたっても大切な大会ですので、ぜひ注目して応援していきましょう!
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