第4回WBC(ワールドベースボール)がはじまります。今回は東京で開催する1次ラウンドでは日本・キューバ・オーストラリア・中国の4チームが戦います。
ここから上位2チームが第2ラウンドへ進みます。現時点の力とすれば中国だけ少し厳しい状況ではないかと予測されていますね。
順当にいけば日本・キューバが勝ち進むと思われますが、何が起こるか分からいのが野球です。
今回はかつてアマチュア野球最高と言われたキューバについて、メジャー選手の出場状況や、注目選手について調べました。
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WBC2017キューバ代表メジャー選手は何人出場・・・?

社会主義国ということもあり、一昔前までは国から出て外(メジャー、日本など)へ行くイメージがあまりなかったのがキューバです。
しかし、ここ最近は日本球界でキューバ選手がプレーしたり、メジャーにおいてもプレーしている情報を聞くようになりました。時代の変化と共に変わってきているのだと思います。
第4回WBCキューバ代表にもメジャーリーガーがそこそこ出場しているのかと思いきや、メジャー選手にいたっては、0人でした。
キューバとアメリカと仲が良くないことが一つの要因だと思われますが、これには少し驚きましたね。日本で活躍しているデスパイネ選手や昨年まで巨人に在籍していたセペタ選手などは出場しますが、ほとんどがキューバリーグでプレーしている選手が今回のメンバーの中心です。
キューバ代表メンバーの注目選手は?

キューバリーグで活躍している選手ではありますが、もっとも警戒すべき選手はこの選手たちです。キューバリーグで活躍している投手2名を紹介します。
一人目は、ノラザロ・ブランコ、キューバのエース格の投手です。
2016年はキューバ国内リーグで14勝をマークし、防御率も1.63の数字で最優秀防御率のタイトルも獲得しました。身長191cm、体重91kgと大きな体からサイド気味に投げおろしてくる投手で、変化球はスライダー、高速シンカーと横の揺さぶりで打者を翻弄させ打ち取るタイプの投手です。
もう1人の投手はブラディミール・ガルシア投手です。
身長188cm、体重122kgの体系です。少し太りすぎなような気もしますが、体型から感じられるように最速156kmの速球を武器としています。
力強いストレートで相手を抑え込む投球を武器にしているパワーピッチャーです。
先ほども挙げましたが、野手では日本でもおなじみのデスパイネ、セペダもいます。打者人がどこまで打つことができるのか、ということがキューバが勝ち上がっていくカギになりそうですね。
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野球大国キューバ初の悲願なるか・・・!?

キューバはかつて「アマチュア最強チーム」と言われオリンピックでは1992年のバルセロナオリンピック以降5大会で3度の金メダル、2度の銀メダルを獲得しました。
5大会連続で全て決勝まで進みました。まさに最強チームの証ですね。
その後はWBCなどがはじまり、WBCにおいては第1回大会こそ日本と決勝を戦いました。そこで敗れ準優勝となりましたが、2回、3回大会は2次ラウンドで敗退し決勝ラウンドまで進むことができていません。
第4回大会こそ優勝を目指し、野球大国の意地を見せたいところだと思います。赤いユニフォームが特徴で「赤い稲妻」、「赤い軍団」とも言われたキューバ代表がどのような戦いをしてくるのか?楽しみなところですね。
まとめ

かつてはオリンピック5大会中金メダル3回・銀メダル2回と、素晴らしい成績を残しました。
さすがアマチュア最強とまで言われたキューバ代表です。時代も変わりメジャー・日本でプレーする選手も多くなりましたが、WBC第4回大会はメジャーリーガーが1人もいないのは少し残念なところです。
しかし、日本で活躍するデスパイネを中心に豪快な打線、今年は足も使える選手も多くいるようです。キューバ野球の復活なるか?第4回WBCキューバの戦いにも注目したいところです。
大会本番前の強化試合では、ボロ負けなキューバでしたが、かえってそれが不気味なところもあります。いよいよ本戦がはじまりますが、初っ端がキューバというのは、日本としてもちょっとやりづらいですね。
とにかく、幸先の良いスタートをきってもらいたいものです。
それでは最後までご覧頂きありがとうございました。
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